5月10日 鴨居・一郎丸








地味にショウサイフグ






先日のトラフグフィーバーがあまりにも凄過ぎて、何だかショウサイフグが地味に感じますが、

既に白子が入り始めていますので、これからがショウサイの一番楽しい時期だったりします。

今日も同行者は戸塚の鈴木です。



トラフグの超満船からは想像も付かない、片舷3人づつでの釣りとなりました。まあ、この位が本来の

平日のフグ釣りではないでしょうか。



最近の大貫沖は、潮の流れが速いと聞いていたので、先日トラフグで使ったカットウ20号と、

それでも対処出来ない場合に備えて25号も用意しましたが、この25号が大分役に立った程

一日中早潮での釣りとなりました。



今日は私がリードして、それに鈴木が追いついてくるという展開でしたが、昼過ぎに案の定鈴木が

釣りながら昼寝をしてくれて(笑) 何とか逃げ切れました。しかし、朝から缶チューハイ飲んで

釣りしに来ているのか、昼寝に来ているのか・・・



9匹まで伸ばして、後1匹で目標のツ抜けだと思ってから、なかなかその1匹が釣れず、終了間際

会心のアタリを取り、『やった〜、これでツ抜けだ!』と喜びもつかの間、見えた魚はフグはフグでも

外道のサバフグでした。ガックリしたと同時に今日の釣りは終わってしまいました。





本日の釣果




私、ショウサイフグ小〜中9匹、外道はジャンボメゴチ1匹、サバフグ



鈴木、ショウサイフグ小〜中6匹



船中、トップは15匹、10匹、9匹〜6匹



最大は35cm位あったでしょうか






鈴木は6匹でドンケツになっていますが、もう一人船長修行中な感じの若い子も釣りをしていて、


その子はショウサイ1匹しか釣れなかったので、正確には鈴木はブービーです。


一応、鈴木君の名誉の為に書いておきます。




しかし今日は、朝と昼間の温度差が激しくて、一日曇りの予報だったので、一番下に普通のユニクロの


Vネックの肌着を着ていたのですが、まさか日中それ一枚になるとは・・・


朝は、風が冷たくて、カッパも含めて4枚も着ていたのに・・・


やはりこの時期は、寒さ対策と暑さ対策両方が必要ですね。


家に帰って風呂で見たら、首元が何とも言えない『Vネック焼け』になっていました・・・




今回は両腕が物凄い筋肉痛になっていました。それだけ早潮の中、重いオモリのカットウで


一生懸命釣りをしていた証拠ですね。


多分鈴木君は、昼寝の方が多いから、筋肉痛にはなっていないでしょう(笑)




で、ここで疑問ですね、じゃあ何故3匹の差しかないのか。ここからは私の名誉の為に書かせてもらいますが、


それは仕掛の問題で、枝針といって、一番下のカットウ仕掛の上に普通の針を2本付ける仕掛もあるのですが、


私はあえてカットウオンリーで勝負しています。


今回鈴木は途中から枝針を付け、今日はその枝針が功を奏して、枝針の餌をフグが喰った場合は


アタリも大きく出るので、寝ながら釣りをしていても、フグが掛かった事が解るのです。


鈴木君は、その『枝針寝ながら釣方』で、3匹位釣っていました。これが真相です。


唯一の欠点は、ハリスを切られ易い事位でしょうかね。


しかし、枝針が良い時は、こっちもうかうかしていれらませんね。昼寝してもらって助かった・・・(笑)




今日のトップ15匹の人は、最後のポイントで5連チャンしたらしく、私はそのポイントではサバフグ1匹で


終わってしまったので、やはり最後の詰めが甘いのですね。




今回のショウサイは、刺身はもちろんですが、天ぷらにも挑戦してみましたが、色々な要因が重なって、


天ぷら独特のあのサックリ感が全然なかったです。


もちろん味は最高でしたが、ちょっと納得出来ないって事で、来週もショウサイかな。




まだ山天ではアマダイやってますので、そっちも気になるのですが、一体いつまで引っ張るのでしょうか・・・?