3月8日 久比里・山天丸








アマダイ撃沈・・・(泣)






スミイカもそろそろシーズン終了が近いので気にはなっているのですが、私も鈴木もまだ納得出来るサイズの

アマダイを釣っていないので、今回も山天丸にやって参りました。前回ご一緒して見事44cmを釣り上げた

鈴木の知り合いのNさんも同行です。



前回は大型アマダイをNさんに譲りましたが、今回はそうはさせません。何としても頑張らないといけません。



アマダイファン7名を乗せて、今日も剣崎沖の浅場(水深60m位)からスタートです。

最近のアマダイは数こそ出ないものの、釣れれば大型という傾向が強いので、私や鈴木にもチャンスありです。



釣り始めて適当にアタリはあるのですが、これが定番外道のトラギスのアタリばかりで、中々本命のアマダイの

アタリがありません。釣っても釣ってもトラギスばかりです。

そんな中、私の真後ろの人が、いきなり何と51cm(1610g)のデカアマダイを釣って大喜びしています。

『う、羨ましい・・・でも大型が居ることは居る!俺も頑張るぞ!』っと、密かに気合を入れます。



そしてその密かな気合をものの見事にブチ壊してくれたのがNさんです。竿を置竿にしてオシッコの最中

そのNさんの置竿に魚のアタリが来ています。急いで戻って電動リールのスイッチを入れたとたん

周りで見ていても、もの凄い引きです。そして見えた魚はこれまたでかいアマダイ。48cmの大物でした・・・



そしてわたしにもやっと、明らかに今までしこたま釣ったトラギスとは違う引きの魚が来ました。アマダイを確信し、

見えた魚はアマダイはアマダイなのですが、推定20cmのチビ・・・(おかしいな、チビは出ない筈なのに・・・)

通常釣り上げると、気圧の変化で死んでしまうアマダイも多いのですが、このチビは元気そうでしたので、

リリースしました。次はでかいアマダイ来るでしょ。



その後船中のアマダイのアタリも途絶えましたので、船は水深100mに移動しましたが、こちらに移っても

相変わらずトラギスばかりで、たまにトラギスよりはちょっとマシなアカボラが混じる程度で、肝心のアマダイの

顔は拝めません。そんな中でもNさんは確実に30cm弱の中型アマダイを2匹追加し、私にもアマダイは

来たのですが、やはり先ほどと同じ位のチビが2匹、これも元気に海底も戻って行きました。



午後になり、これまでアマダイの顔を見ていない鈴木は、すっかり諦めモードになり、竿を置竿にして寝ている

始末です。私もとことん疲れてきて、あまりの釣れなさに心が折れかけ、もう釣りをやめたくなったのですが、

それでも睡魔と闘いながら必死で頑張りましたが、既に終了時間が迫ってきました。



その時です。奇跡は起こりました。ナイスなアタリと物凄い引き。これぞ大型アマダイだと確信し、

ニコニコしながらリールを巻き、鈴木にタモ網の用意をお願いしたにも拘らず、見えた魚はアマダイには

似ても似つかないワニゴチ・・・ これはこれで刺身で美味しい魚ですが、お前じゃないんだよ、釣りたいのは・・・



最後の最後まで頑張りましたが、無情にも船長から本日の釣り終了のアナウンスがありました・・・。

はあ〜〜〜、現実は厳しいなあ・・・





本日の釣果




私、アマダイ3匹ですが、小さい為全てリリース、ワニゴチ、アカボラ、トラギス多数



鈴木、アマダイボーズ、アカボラ、トラギス多数



Nさん、アマダイ3匹、48cm、30cm×2、外道不明



船中トップ3匹が2名、ボーズが一人(鈴木君でした・・・)






最期の方に鈴木にもアマダイっぽい引きの魚がきたのですが、無情にもそれは巨大なアカボラでした。


鈴木、釣れない日はそんなもんだよ。




トップは3匹が2名という事でしたが、リリースしたとはいえ、私も3匹釣ったのですが、船宿のHPに名前も載らず、


当たり前と言えば当たり前なのですが、ちょっと(大分)悔しいです。




釣りは数は腕の差が出ますが、大きさは運が締める割合が大きいものです。Nさんとは同数の3匹づつですが、


この差は何なのしょう。以前とNさんとご一緒した時釣った数は同じ3匹づつだったのですが、


Nさん、50cm、49cm、35cm、私30cm、27cm、25cm・・・一体この差は何なのでしょうか・・・(泣)


やっぱりNさんは『持っている』人で、私も鈴木も『持ってない・・・』人なのでしょうねえ・・・




こうなったらスミイカどころではありません。3月一杯はアマダイ船を出すらしいので、絶対にリベンジです。


でも、スミイカも・・・