10月7日 第?回井上OB会釣大会








誰が一番でかいアマダイを釣るのか!!!






何だかとっても大げさなサブタイトルになってしまいましたが、要は、私達の床屋の師匠である

井上師匠(以下マスター)と、その弟子達で一緒に釣りに行こうというだけの話しです。



当初マスターは、比較的簡単に釣れるアジに行きたかったみたいですが、そこはこの自分勝手な私の事、

『マスター、どうせだったら感動出来る釣りにしましょう』と無理やりアマダイにお誘いしました。

そしてほとんど船釣りをした事がない(マスターなど一度もないんじゃないかな・・・)とゴトーとノリといつもの

鈴木を加えた5人でアマダイに挑戦する事になりました。船酔い大丈夫かな・・・



前日の月曜日は台風18号が吹き荒れましたが、昼過ぎにはすっかり台風一過になってしまいました。

ちょっと(大分?)うねりや風が残っていそうですが、そこはほれ、例の『行ってみなけりゃわからない』精神で

決行することになりました。本当に大丈夫かな・・・



私達は右ミヨシから並んで席を取りましたが、ちょっと窮屈っぽいです。それを見ていた船長が、

『もしか今日アジをやる人が来なかったら、そちらの船に5人で乗りましょう』と提案してくれました。

そしてやはりアジをやる人が来なかったので、そちらの大型船に余裕しゃくしゃくの5人で乗り込みました。

そして右舷に鈴木とマスター、左舷に私とゴトーとノリが座りました。そしていざ出船です。



ポイントはいつもの剣崎沖です。やはり昨日の台風の影響が残っていて、風、うねりともかなり強いです。

それでも皆張り切って釣り開始です。



ところが、いくら頑張って誘っても何もアタリません。外道のアタリもありません。やはり底荒れが激しいのでしょう。

1時間位経ったでしょうか、やっと私に本日一回目のアタリが来て、小型のキダイが釣れました。

しかしまたそれっきり沈黙してしまいましたが、その沈黙を破ったのは私でした。



かなり良いアタリでしたが、全く引かずにただ重いだけで上がってきた魚は、30cmオーバーの立派なオニカサゴ。

もちろん今まで釣った中で最大です。

ところが抜上げに慎重になり過ぎたのか、途中でポロっと落ちてしまいました。慌ててタモで掬おうとしましたが、

世の中それ程甘くはありません。生涯イチのオニカサゴは無事に海底へと帰って行きました。

これが本日最大の『やっちまった・・・』になろうとは夢にも思いませんでした。



それから慣れている組も初めて組も決して諦めずに頑張って釣り続けましたが、船長がどのポイントに船を

停めようにも本命のアタリはおろか、外道のアタリすらたま〜にしか無い状態が続き、本当かよ!の

全員本命ボーズという結果に終わってしまいました・・・(大泣)





本日の釣果




全員アマダイボーズ・・・



唯一の見せ場は、私のオニカサゴ落しと、最後の鈴木の何だか解らない魚のダブルくらいかな・・・



外道は、皆でキダイ、アカボラ、トラギス、エソ、アナゴなど・・・






本当に厳しい結果になってしまいました。マスターなどちょっこっとのアタリのみで、外道すら釣れなかったのでは


ないでしょうか・・・




今回学んだ事は、ただでさえ釣れないアマダイが、台風後のうねりや風が残って底荒れしている状態で


釣れっこないって事。そんな事は過去何回も学習している筈なのですが・・・




そして船釣り初めて組にはアマダイはちょっと荷が重かったかなって事。やはり最初はアジにしておけば


良かったのかな・・・




でも収穫は、船酔い心配していたマスターとゴトーが酔わずに最後まで出来たって事と、皆あの最悪の


アタリも無い状況で、よくふてくされずに最後まで頑張ったなって事。


私自身途中ですっかり飽きて寝ていようかと思っていたのですが、初めて組が飽きずに頑張っているのに


私が寝るわけにはいかないですよね。




マスター、皆さん、アマダイ釣りは本当はもっともっと楽しい釣りです。


これに懲りずに状況の良い日に、もう一度挑戦してみてください。


また行きましょう!




あ〜、疲れた・・・(泣)




ちなみに本船は、トップ4匹、次1匹で、あとは〇行進だったみたいです。