3月4日 鴨居・一郎丸








一郎丸で初一日アカメ






一年中ショウサフグで通していた一郎丸も、今年から冬のシーズンはアカメをやる様に


なりました。冬はショウサイはあまり釣れないし、良い選択ではないでしょうか。




前回大雪の影響で、横浜横須賀道路が通行止めで、ここまで来られなかったのですが、


やっと来られました。今日も戸塚の鈴木が一緒です。鈴木はここ2回連続でボーズを


喰らっていますので、気合い入りまくりです。




一郎丸のHPを見ていると、良い日はトップ20匹釣れている日もありますので、平日としては


まあまあの8人の釣り人を乗せて出船です。



船長の話では、アカメの場合は、漁礁や根回りを攻めるそうです。


根の場合は何とかカットウが使えるが、漁礁ではまず根掛かりするとの事ですので、


その場合は胴付オンリーの方が良いとの事。まあやってみましょ。




船は千葉の竹岡沖からスタートです。そのポイントポイントで船長が根か漁礁かを言って


くれますので、それを参考に攻めます。まずは漁礁のポイントです。



漁礁のポイントですが、カットウを付けてやってみます。しかし、1投目からものの見事に


根掛かりでカットウロスト。これじゃあカットウがいくつあっても足りないので、胴付きに


変えます。




しかし今日も渋い。たまに小魚がつっつく様なアタリはあるのですが、アカメのアタリは無し。


既に『何だよ何だよ、20匹釣れるんじゃねーのかよ・・・』とグチがこぼれ始めた頃、


やっと私の胴付きに反応が。カワハギの様に聞き合わせてみると乗りました。


30p位の中型アカメでした。時計の針は既に10時半になっていました。



今日は船長も細かくポイントを回ってくれますが、またいかんせんアタリのないマッタリタイムに


突入です。根のポイントでは何とかカットウが使えましたが、それでも根掛かりは頻繁で


今日はかなりカットウを無くしてしまいました。




昼を過ぎてそのマッタリタイムを打ち破ったのは、これまで沈黙していた鈴木でした。


まずリリースサイズのアカメを釣ったと思ったら、何と大型アカメ2連チャン。そして中型の


ショウサイまで釣ってしまいました。前回2回のボーズのうっ憤を晴らしたみたいです。




そして残り1時間半で、船は大きく場所を変え、こちら側の観音崎近くにやってきました。


ここも根が激しいポイントですが、もう最後のポイントですので、残りのカットウ全部無くす


覚悟で勝負しました。




しかしここでも魚を掛けるのは鈴木でした。まず小カサゴを釣り、そしてドンコを釣り、


そして何と30pクラスの立派なオニカサゴまで釣ってしまいました。そして何を思ったのか


『これ毒が怖いから山崎にやるよ』などとと言いだしました。私は『ラッキー』


ばかりにさっさと針をはずし、自分のクーラーにしまいました。その夜はプリップリの


オニカサゴの刺身と、思いっきり美味しいオニカサゴのアラ汁で、酒が旨かったのは


言うまでもありません。鈴木君、太っ腹過ぎ(笑)




私は、その後執念で1匹の小型アカメを釣りましたが、そこであっけなく時間終了と


なってしまいました。






本日の釣果




私、アカメ2匹、中型・小型



鈴木、大型アカメ2匹、中型ショウサイ1匹、チビアカメ1匹(リリース)


そして外道にカサゴ、ドンコ、30pオニカサゴ・・・



船中0〜6匹、2番手4匹3名 鈴木は堂々の2番手






今日は久しぶりに鈴木に完敗してしまいました。私は根掛かりが多いと、どうもリズムに


乗れない傾向があります。今日はまさしくそのパターンでした。




そして今日は朝方めちゃくちゃ寒くて、指先の感覚が無くなる程でした。


アカメは忠彦丸の午後船が、寒くなくていいかな〜とも思いますが、もしまた一郎丸でアカメを


狙うのであれば、仕掛けも少し工夫が必要ですね。たとえば一つテンヤとかやってみても


面白そうですね。




そしてネットで指先まで全部覆えるネオプレーンのピッタリしたグローブを見つけ、


早速注文しました。これならば寒い日の指先の冷えも大丈夫でしょ。


う〜ん、また一郎丸行きたくなってきたぞ(笑)




そして次の日の朝、鈴木から電話が。


『山崎、オニカサゴ美味かった?』


『オニ? ああ、あれやっぱり全然美味くなかったから、


また釣れたらオレによこした方がいいよ』


と言っておきました。



でも、この日記でバレバレですね(笑)