７月２９日　横浜・沖提

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今日は一人で沖提マゴチです。相変わらず船着場のハゼは５匹しか釣れませんが、今回もキスを釣りながらの

予定ですので、どうにかなりますでしょ。



今日は満潮から下げです。しかし水が澄んでいます。案の定私を含めて５人いましたが、アタリすらありません。

そして何とか私が１本釣りました。本来ならばリリースサイズですが、万が一の事を考えてキープしておきます。

（情けねー・・・）



そしてハゼがすっかり無くなってしまったので、（アタリは無くても何回か投げると死んでしまいます）

キスを釣ります。程なくしてエサにちょうど良いサイズのキスが釣れましたので、そいつをエサにした所、

またしても本来ならリリースサイズが釣れ、もちろんキープ（笑）



そして何故かキスの釣れ具合が悪くなった頃、ヒイラギが釣れました。まあ何でもいいやとそのヒイラギを付けて

投げた所、モソっとしてからゴンゴーンと派手なアタリが出て、フッキングも決まり、水面に見えたとたんに

ラインがブチっと切れてしまいました。立派なサイズのスズキでした。リールのドラグの閉めすぎか、

もうラインが古いのかもしれません。まあ、スズキだからまだ良かったですが・・・



そしてやっと潮が濁り始め、時合がやってまいりました。しかしやはり釣れるキスはでかい。

しかし、大きいエサには大きい魚が来ると信じて投げ続けます。



案の定、この頃からアタリが出始めましたが、大半のアタリは多分チビマゴチなのでしょう。

本アタリにいく前にアタリが消えてしまいます。しかしながら今度のそのアタリは違いました。

最後の本アタリまで出てフッキングも決まりました。そしてゴンゴンゴーンと引く引く、久しぶりに

ナイスサイズのマゴチです。しかしそいつは顔を見るまでも無く、ブチっとまたまたラインブレイク・・・

ナイスサイズのマゴチだっただけにショックは相当でかかったです（大泣）



そして隣では高校生のニーちゃんがやっていたのですが、暇な時間がいっぱいありますので、

『高校生だったら、こんなトコで釣りしているよりも、ネーちゃんと遊んでいる方がいーんじゃないの〜』

などとからかいながらやっていたら、ニーちゃんがいきなりヒットです。そしてその内に

『これオレのラインじゃない・・・』と言いはじめました。

『でも誰ともお祭りしてないよ・・・』と言ったところで、さっき私がラインブレイクした魚だと気が付きました。

どういう訳かさっきの魚をニーちゃんが引っ掛けた様です。



そして無事にネットイン。でかいマゴチです。仕掛とエサは紛れも無く私のものでした。

そしてここから問題が発生します。果たしてこのマゴチは誰のマゴチなのでしょうか。

まだラインが切れていなくて絡まってしまった場合は、当然私のマゴチでしょうが、一旦糸が切れて

海に帰った魚です。もうその時点で誰のものでも無いので、当然引っ掛けたニーちゃんの魚でしょう。

でもマゴチはでかいです。そして勝負はイタイケな高校生とスレまくった中年オヤジです。



そしてスレまくった中年オヤジは先手必勝とばかりに

『いや〜、ニイちゃん助かっちゃったよ、アリガトね〜〜〜』と有無を言わさず自分のストリンガーに

マゴチを付けてしまい、そして先ほど釣ったリリースサイズのチビマゴチ２匹を

『ニーちゃん、これちぃっちゃいけど、持って帰りなよ、ニコ！』と無理やりチビマゴチを押し付けて一件落着と

してしまいました。歳は取りたくないですね・・・（笑）



流石に私にも良心はちょっとだけ残っていますので、エサにならない大きいサイズのキスをニーちゃんに

あげたり、写真撮影を控えたり、渡辺の社長に釣果を聞かれても、チビだけだったと答えておきました。

そして家に帰ってサイズを測ったら、５５ｃｍ。奇しくも私の沖提レコードタイでした。でもちょっと複雑・・・