10月11日 八景・忠彦丸








またまたアカメ地獄の一丁目・・・






八景の忠彦丸で今年もアカメフグが始まりましたので、早速出かけました。アカメはまだ

午後船だけですので、午前はハズレの無いウイリー船でアジなどを狙う事にしました。


アカメはヘタするとまたボーズ喰らうかもしれないので・・・(本当はそうは思っていません・笑)




今日は仕事が空いたトメと二人で、まずウイリー船です。行程15分の水深27mにアンカー


を打ってのスタートです。40号のビシを使いますが、当然持っていないので、船宿から天秤と


セットになっている物を借りました。無くすとお金を取られるらしいのですが、まあ、無くなる


事はないでしょ。




水深が浅いから手巻きで充分です。開始そうそうコマセが効き始めて、早速小〜中型の


旨そうなアジが上がって来ます。釣りとしては面白みに欠けますが、まあ、飽きない程度に


釣れますので、結構楽しめます。




そこそこアジが釣れた後、何やら今までとは違うかなり強い引きをする魚が掛かりました。


ウイリー船ではたまにマダイが掛かりますので、『こりゃあマダイ確定だな』と思い、


ラインが細いので、慎重にやりとりしながら上がって来たのは何と40pオーバーのイナダ。


新鮮なイナダのお刺身はとっても美味しゅうございました。

そんなに簡単にマダイは来ないですね。




後半になると私は何故か小型のイシモチばかりになってしまい、そうこうしている内に11時に


なりタイムアップとなりました。結果はアジが20数匹、イシモチ数匹、イナダ一匹と言う


ところです。もちろんトメは、アジなど私の倍位釣ったのは言うまでもありません・・・


さあさあ、そんな事より、アカメ、アカメ・・・ ちょっと怖い様な嬉しい様な・・・




一度港に戻ってゆっくりと昼食を取り(半日船はこれが結構良いかも)いそいそとアカメの


準備に掛かります。いつもそうなのですが、今日も無い頭で一生懸命に考えて作った仕掛けで


チャレンジです。まあ、今までアカメでそれがハマった事は一度も無いのですが・・・




アカメのポイントは港を出て5分!早速期待を込めて釣りスタート。そして速攻にデカアカメを


掛けたのはやっぱりトメ。そしてまたトメ、また次もと信じらない怒涛のデカアカメ3連チャン!



私にはその間いっさいアタリ無し。もうこの時点で今日の(も)負けは決定してしまいました。


『いや、でも万が一って事があるから、オレが作った仕掛けが炸裂すれば解らんぞ!』



とまずありえ無い事を考えならが頑張りましたが、一向にアカメのアタリはありません。たまに


アタリがあり、合わせが決まって「やった〜〜〜」と思っても、上がって来る魚は葉山でも


非常になじみのあるベラ・・・『ここでもオレはベラとお友達なのか・・・泣』




その内、『ま、まさかとは思うけど、また今年もボーズ街道まっしぐらなのか・・・』と段々


弱気になってきたところで何やらコツっとした感触が。半信半疑で合わせを入れてみたらあの


『ズシ!』とした感触が。そして見えた魚はまぎれもないあの憧れの良型のアカメ。トメに


タモ取りしてもらい無事に私のところにお嫁に来ました。あ〜〜〜、よかったあ〜〜〜。




1匹釣れれば現金なもので、『ヨシ!これからだ!!』と気合いを入れるも、釣れてくるのは、


またまたベラや、小さなショウサイばかり。私の隣はどこかのジイさんだったのですが、この


ジイさんがシブくポツポツアカメを釣ります。そしてそのまま終了になってしまいました。




終わってみたらジイさん大型を含む3匹。トメも3匹。私は1匹。


トップは中乗りさんの何と14匹! 




まあ、その人は前にも一度同じ船でアカメをやった事がありましたが、その時も一人で


ホイホイ釣っていましたっけ。まあ、その中乗りさんは別格として、船の


反対側は解りませんが、多い人でも4〜5匹ではないでしょうか。お見事ボーズの人もいた


みたいですし・・・(オレより釣れないのがいて良かった・・・ボーズの人、ごめんなさい。)




だからと言って、決して1匹で喜べません。アカメ2年目なので、ちょっとは成長しているかと


思ったのですが、全然変わっていませんでした(泣) でもまだまだチャンスはあります。


次回2匹、その次3匹と増やしていけば良いのです。




『あ〜、またアカメとの長く辛い(?)戦いが始まっちゃったな〜。今年は出口が見えるの


かな、それともまたコテンパンにヤラレちゃうのかなあ、イヤだなあ・・・』



えっ、だったら行かなきゃいいって? そうはいきません、私にだって『意地』があります。


すぐに挫折する意地ですが・・・笑



PS、午前のウイリーで無くす筈の無いと思っていた借り物の天秤とビシのセットを

ソーダガツオが掛かった時に走りまくられ、糸が船べりに擦れて切れてしまい、無くして

 しまいました。無くしたら弁償ですので、『1000円位取られるのかな』と思っていたら、

何と2000円と言われてしまい、シブシブ払いました。これからはやっぱり事前に買って

行こう。 無くなる時はあっけなく無くなるから・・・




もういっちょPS

ソーダガツオをオリーブオイル焼きにしてみましたが、やっぱりどーにもならんでした。

ソーダガツオが行っちゃったご家庭、どーもごめんちゃい(笑)