6月15日 横浜・沖堤





またしても色々ありました・・・(疲)






今日も今年のパターン通り(?)ボート釣りがちょっと難しい天気予報でしたので、第2回目の


沖堤マゴチ調査に行ってまいりました。ポツポツですが、船宿のHPにマゴチという文字が


見え始めました。まだ型は小さそうですが、前日にトメにもらった大量のザリガニと以前新修丸


におじゃました時に頂いた(勝手に持ってきた?)余った生ドジョウを持ってマー君と渡船です。




今日は朝一が中潮の満潮です。堤防上も結構波が被っています。荷物が流されない様に


クーラーボックスの上にザリ入れとドジョウ入れを置いていたのですが、何と一発大波を被った


時にマー君と私の荷物がそっくり流されてしまいました。慌ててズブ濡れになりながら回収


しましたが、私は何とかクーラーボックスを掴んだのみで、ザリ入れとドジョウ入れが流されて


しまいました。焦ってその方向に向かって仕掛けを投げ入れ、奇跡的にザリ入れに引っ掛かり


入れ物とザリ1匹だけ(笑)は回収出来ましたが、ドジョウ入れはパナソニックのエアーポンプ


(通称ブク)と共に沖に流されてしまいました。安いブクが壊れたので、やっと買った高いブク


だったのに・・・ マー君はタモを流されました。決してナメていた訳ではないのですが・・・



トメごめん、ザリ1匹も使わない内に流されちゃった・・・(泣) 幸いマー君のザリは無事でした


ので、気を取り直してマー君のザリをもらいながら釣りを始める事にします、トホホ・・・




期待を込めて釣りを始めましたが一向にマゴチのアタリはありません。それでも1時間後位で


しょうか、マー君の「ヤッター!」と大きな声が聞こえました。「マゴチか!」見ると何と


先ほど流された自分のタモを釣り上げているではないですか。タモは網ですので、回収し易い


と言うか根性と言うか・・・ これでマー君は損失なし。まあこんなもんですよね・・・




8時頃でしょうか、いつも釣れていた場所でアタリが無いので、反対側の底に岩が多いポイント


に投げてみたところ、「グン」と待望のアタリです。何となくマゴチのアタリとは違う感じがしたの


ですが、少し待ってちょっと強い引き込みがあった時に合わせみたら乗りました。相当に強い


引きです。慌ててマー君にタモを持ってきてもらいました。


「これマゴチだったら相当デかいよ」


しかし暫くして見えた魚体は何とクロダイ、しかも良型。慎重にマー君にタモ取りしてもらい何と


かキャッチ出来ました。図ってみたら43pの自分の記録更新のクロダイでした。記録更新と


言っても生涯2匹目でどちらも狙って釣れた訳ではないのですが・・・







クロダイ43p 餌はザリガニ 凄い引きでした


マゴチ狙いだったのですが・・・







それからと言うものはマー君に1回イカが掛かった(あと少しの所でバレました)のみでアタリ


すらありません。時間はもうお昼頃です。


ボーと沖の方を見ていたら何やら見慣れた黄色い


ボックスの様な物が奥の護岸沿いに流れて来ました。


「オー! あれは朝流されたドジョウ入れだ!! 帰ってきたぞ!!!」


何と朝流されたドジョウ入れが風向きが変わってまた流されてきたのです。よく見ると何とブク


も細いホースのみでぶら下がっています。「よ〜し、今度こそ釣ってやる!」とすっとんで


そちらに向かいマー君も参戦して仕掛けを投げ入れますが、もうちょっとの所で掛かりません。

そうこうしている内にあっと言う間にまた流れて行ってしまいました。男らしく諦めましょう。



「まあ、一度は無くなった物だから・・・」 しかしちょっと時間が過ぎた頃マー君が


「あの陸っぱりしている人、拾ってくれようとしてんじゃねーか?」 私も注意深く見ていまし


たがどうもその様で、何と見事に何かに引っかけて回収しました。そしてゼスチャーで「ここに


置いておくから」とベンチの上に置いてくれました。しかし私が居る所は沖堤で、護岸から10m


は離れていますし、帰りに岸回りで取りに行ったとしてもそれまであるかも解らないし。


「取ってくれた人には悪いが、二度も無くなった物だから諦めよう・・・」



またちょっと時間が経ち、私のドジョウ入れが置いてある近くに別のルアーマンが見えました。


私も諦めたつもりだったのですが、やはり気になってダメ元でそのルアーマンにお願いして


みました。そのルアーマンも先ほどの一部始終を何処かで見ていたらしく直ぐに理解をして


くれて、ドジョウ入れを取って来てくれました。私は仕掛けを投げ入れるからすみませんが、


それにどっか縛ってもらって海に投げ入れてと言いましが、そのルアーマンは思いっきり投げ


るからそれをタモで掬った方が良いと言い、一応向こうに意見に従い一か八かで投げてもらい


ましたが、やはりタモに届かず流れ行ってしまいました。また何とか釣ろうと思い仕掛け


投げましたが、やはりダメでした。「やっぱり三度目も無理か、しょうがないな・・・」



ルアーマンに丁寧にお礼を言い、今度こそ本当に諦めて釣りに戻ろうとしましたが、ルアーマン


が責任(?)を感じたのか必死にルアーを投げて引っ掛けようとしています。私も戻る訳にも


行かないのでしばらく見ていたら、何と意地でルアーマンは回収に成功しました。そして今度は


私が投げ入れた仕掛けに結んでもらって海に落としてもらいました。ここで失敗する訳には


いかないので、私も慎重にリールを巻き、タモ入れ成功しました! まさかこのドジョウ入れが


手元に帰ってくるなどとは思いもしなかったです。生きていて良かった・・・ ルアーマンに本当


に丁寧にお礼を言い、持ち場に帰ってまいりました。



マー君「いや〜、良く帰ってきたな、こんな事もあるんだな・・・」


「おう、三度も諦めたけど奇跡だな、それに最後までブク付いていたしな」



と中を覗くと死んでしまったドジョウが、まあこれは仕方が無いと死んだドジョウを取りだそうと


箱を逆さにしたところ何と横に挟んでいたブクが目の前に海に



「ボチャ・・・」  「あっ!・・・」


無情にも落ちてしまいました。直ぐにタモでまさぐりましたが見つかる筈ありません。


せっかく何万キロ(?)も旅をして大変な思いをしてはるばる手元に戻って来たと言うのに・・・


まさに私の人生そのものです(笑) その後やる気がなくなり早上がり(笑)