2月23日 葉山・小松ボート








2月は雪や風やらで休日が天気に恵まれず、やっと今月初めて釣りに行く事が出来ました。

今回も伊勢原のマー君と葉山の小松ボートさんから出漁です。




潮はあまり良くありませんが、今日は天気も良く、風もソコソコで、それに先日100均の


ビニール傘でトメに作ってもらったパラシュートアンカーと、ネットで買ったばかりの


「スーパー受二郎」(ロッドホルダーです)を持ち込んでいますので、


気持ち良く釣りが出来そうです。そう、後はヒラメが釣れれば・・・




午前中イケス周りやら10mライン〜20mラインを流すも、たまに何者かにイワシを齧られる


程度で、今日も苦戦です。でもトメに作ってもらったパラシュートアンカーのお陰で、釣れなくて


も何か気持ち良く釣りを満喫出来ていました。




午後になり、そろそろパラアンカーを使っての最後の流しになるであろうと言う時です。


ヒラメ狙いで1本の竿はカタクチイワシ用にライトな仕掛けで、もう1本は大きめのシロギスを


付けてハードな仕掛けと、一人2本の合計4本の竿を出していました。その時私のイワシ用の


竿に当たりが来たと思ったら、シロギスの竿もガンガン揺れています。そしてマー君の竿も。


つまり4本の竿全部に当たりが来た訳です。



「なっ、なっ、なっ、何だこれは!!!」


マー君「サバの群れでも来たんじゃねーか!!」




「サバがイワシやシロギス喰う訳ねーだろ!


何かでかい魚じゃねーか?」



海の中で仕掛けがどの様な状態か解りませんが、とりあえず私がやりとりに入りました。


何度も突っ込まれながら姿が見えた魚はかなりでかく、なにやらワラサみたいです。やっぱり


どれかの餌を喰って走り回って全部の仕掛けをグチャグチャにしてしまったのです。


でも次の瞬間、



「わっ、わっ、わっ、わっ、」  「ブチッ!」 



簡単にPE2号が切られました。


「まっ、マー君頼むぞ!」 「まかしとけい!」 



しかし、しばしのやりとりの後


「あっ、あっ、あっ、あっ、」 「ブチッ!」「 ひえ〜!!!」


それならばと残り2本の竿で二人で同時に上げる事にしました。


「竿上げて〜、はい、リール巻いて〜」 



そして竿2本が同時にガンガン入り込みます。



「ストップ、ストップ!」



と言う事を数回繰り返して、やっと糸のお祭り部分に来ました。そこから先は一か八かで


私が手で糸を手繰りました。もちろん突っ込まれたらパっと手を離します。


慎重に手繰ってやっと姿が見えたところでなんとかタモ入れ成功です。


「やった・・・」その間、20分位だったのでしょうか・・・






カンパチ65p。


後ほどカンパチと判明しました・・・


で、でけえ・・・







「でっ、でけー!!!やっぱりワラサかな?」


でもどっちの魚かさっぱり解りません。


「どうする、この魚?」


「じゃ、今捌いて半分づつにするべ」



と言う事で、そろそろ帰る時間なので、私がボートを漕いでいる間にマー君が器用に船上で


捌き、半分づつ持ち帰る事にしました。




ート乗り場に戻ったら小松のスタッフが聞いて来ました。「今日はどうでしたか?」


「ヒラメじゃないけど、ワラサみたいな魚が釣れたんだけど、65pの・・・」


「えっ、本当ですか? では写真を撮らせてください」


「でも、船上で捌いて切り身になっちゃってんだけど・・・」



そして切り身になった頭の部分を見せたところ


「こりゃあ、カンパチですよ! うわ〜もったいない、写真撮りたかった・・・」


「そ、そんなに貴重なの・・・ じゃあ今度はそのまま持ってくるね・・・?」




しかし、あのクラスの青物の引きってのは、やっぱりとんでもないですな。青物が好きな人の


気持ちが良く解りました。そして、刺身の旨かった事。やはりその日より次の日の方が旨味が


出ており、ほっぺたが落ちそうでした。



うん、ヒラメも良いけど、カンパチも最高だな、また釣ろうかな・・・って、



もう絶対に釣れねーけど(笑)





3月から何か違う魚を狙おうと思っていたのですが、パラアンカーが快適だったし、もう少し


ヒラメやろうかな。



良く考えたら、まだヒラメ釣ってなかったし・・・(泣・なんだけど、嬉しかった・・・)


そうそう、「スーパー受二郎」もなかなか良かったです。