11月21日 カワハギ 江ノ島・腰越







先週のゲロッパボーズの汚名返上に片瀬魚港の隣の江ノ島・腰越漁港の○田丸という船に


乗りました、もちろんターゲットはカワハギ、今回は単独の船釣初挑戦です。




何故そこの船宿かと申しますと、ネットで一生懸命に安くあがる船宿を探し、なおかつ先週、


私がゲロッパボーズしていた日に9時あがりにもかかわらず、たった一人の乗船で20枚以上


のカワハギを上げていたとの情報をチラっと見たからです。これは船長の腕が良いんだ、


なおかつ一人とは・・・ 先週は船宿のサービスデーの為、私の乗った船はパンパンに


込んでいたのに・・・それに割引をうまく使えば先週のサービスデーと大して変わらない・・・



割引とは、まずネット割引が500円、それに4回乗ると1回タダになると言うポイント割引。


これはお徳でしょ!そして冷凍の餌としては、なかなかしっかりしているマルキューの


アサリが1,000円、まずまずです。先週のサービスデーと1,000位しか


変わらない計算です。海の状態、天気は良さそうだし、行くっきゃないでしょ!


今日はゲロッパないでしょ!




当日しっかりネットで地図を調べて出発です、実は最近江ノ島方面に行っていなくて、先週は


鈴木邸から鈴木の運転で、私は助手席でボーとしていた(帰りは当然寝ていた・・・)為、


道を覚えていませんでした。




お決まりの一回道を間違えながらも(帰りも間違えました・・・)出船1時間前に到着です。


早速受け付けです。まず500円の印刷した割引券を出し、なおかつ4回で1回タダと言う


ポイントカードを貰おうとしたら「500円の割引券を使う時はポイントなしです」と冷たいお言葉。



「なんだよ〜、そんなことHPに書いてなかったぞ〜」と少し憮然としながら、現金500円の


誘惑に負けてポイントなしです。「ま、いっか、それでも多少安いから・・・」



次いで1パック1,000円の餌をお願いしたところ袋になんと2パック! 恐る恐る


「これって、1パック1,000円ですよね、2つって事は2,000円?一つでいいんですが・・・」


「ひとつでは足りません!」とまたまた私を打ちのめす冷たいお言葉。



「ギャッピ〜ン!だってあのHPの書き方じゃ、誰だって一つで充分だと思うぞ!そんな・・・」


仕方なく2パック購入して、船へと向かいました。



「ま、値段は他の店と一緒になっちゃたけど、空いてりゃいいでしょ、先週は一人だし


そしてあの波の中でも爆釣していたし・・・」




で、船に着きました、空いています「こりゃいいぞ、ゆっくりのんびり出来そうだ、


でも入れ食いになったらのんびりも出来ないか」なんちゃっていつもの余裕ぶっこきです。



でもまだ時間がある為ポツポツ人が乗ってきます。その内「これ以上来ないでくれ」


状態になりました。「まあ平日とは言え、カワハギは人気あるからしょうがねーか・・・」



さらにもうお二方お隣に追加で結局先週のサービスデーと同じ位になってしましました。


「ま、今日は先週ほど海は荒れてないし、まだ爆釣があるし・・・」7時になり出船です。




波も無く、絶好の釣日和です。右隣はカワハギ久しぶりだと言うオヤジさん、左隣は何と


エギでアオリイカを狙うにーちゃんです。にーちゃんの釣りもちょっと気になります。




出船して、ものの10分位で最初のポイントです、江ノ島沖です、開始30分位でしょうか、


早速カワハギがヒットしました、でもちぃっちゃいです。計ったら14センチでした。



15センチ以下はリリースと決めていましたが、ハッキリ言って少し(大いに・・・)迷って


しまいました「これっきり釣れなかったらどうしよう・・・そうなったらこのチビ貴重だぞ・・・」


最初の一匹がチビだとこれ程悩むものだと初めて解りました。「エイッ!」とリリースです。




それから間もなくして、良い方に不安は外れました、17〜18cm位のお持ち帰りサイズが


釣れたのです、ホっとしました。そして来ました!強烈な当たりに強烈な引き。


「やっとデケーの来たぜ!」と思いきや途中でふっと軽くなってしまいます。「うそ、バレ!」


今日はそんな感じでグッドサイズ(見ていないですが・・・)のバラシが多発しました。



5匹位バラしています。しかもその全部が多分20センチオーバーです。


何で大型ばかりバラすのか、そんなもんなのか、でも実に悔しい、悔し過ぎる・・・




午前中はそんな感じでリリースサイズも含めてポツポツ飽きない程度に釣れました。


右の久々オヤジは11時頃、やっと一匹釣れました。左のエギングにーちゃんも


アオリを一杯あげました、「オレも今日は記録更新かな、バラさなければ・・・」




午後になりぱったり当たりが止まってしまいました。ポツポツ釣っているのは、船の一番前と


一番後ろの人だけで、それ以外私も含めてはサッパリです。ここで船長が大移動をしました。


大移動と言っても行程15分位でしょうか。でも期待も何のその、サッパリ掛かりません。


このポイントでは誰にもカワハギが掛かっていない様に見えました。




私が船長ならとっくに移動するのに一向に動こうとしません。何故・・・魚探には反応あるの?


本当はここは爆釣ポイントなの?だんだんイライラして来て、何度船長に文句を言おうと


思った事か。でも私は素人で始めての乗船だし、常連ぽいオヤジが何も言わないんだし。


それに「オメーがヘタクソなだけじゃん!」と言われそうだし・・・



「船釣のルールで決して船長に文句を言ったりしてはいけないんだろうな〜」と思ったりして。


でも流石に常連ぽいオヤジからも文句とも愚痴とも取れない言葉が出てきました。


イライラ爆発寸前にやっと移動しました。(移動中は気持ち良かった、青空だし・・・)




結局移動する前のポイントに戻って来たのですが、何も釣れませんでした。横の久々オヤジは


まだ終了まで1時間やそこらあるのに、すっかり道具をかたずけてボーとしていました。


私は何とかもう一枚と粘りましたが、ダメでした。アオリにーちゃんは結局一日中エギを


しゃくり続けてアオリイカ2杯でした。





カワハギ15〜18cm


 結局キープは5枚・(ちょっとガッカリ・・・)






船釣も良いのですが、やはり両隣が他人ですと、あまり文句も言えない為、釣れないとストレス


が溜まりますね、友達でもいればグチグチ言ってればそれで気が済みますし、たとえば


ボートや陸っぱりで周りに人がいなければ、思いっきり叫ぶ事も出来るじゃないですか。



「何で釣れないんだよ〜〜〜!○○のバカヤロー〜〜〜!!!」と。(意味不明・・・)



どっちも出来ない船釣の弱点を発見出来ました。でも周りが他人の船釣の場合、釣れた時は


結構優越感がありました。やはり船に乗ったら釣れないとだめなのですね。




私は結局リリース3枚の8枚(大物バラシの数々が悔しい・・・)でした。次の日のHPに全体の


釣果が乗っておりました。サイズ15〜28センチ、下のサイズは怪しいもんですね。


数は何と5〜33枚! どこに33枚も釣った人がいたのか?考えられるとしたら、反対側の


人か。私が乗った方では良くて20枚行くか行かないかと感じました。(釣れないから暇で


キョロキョロしていたので、大体把握していますが、反対側までは・・・)




もし33枚が本当だとしたら、やはり釣り、特にカワハギは奥が深いし、腕の差が出ます。


後半、全然釣れないのに、移動しなかったと言うのは、反対側の上手い人はポツポツ


あげていたとか・・・それならつじつまが合いますね。でもドンケツじゃなくて良かった・・・


隣の久々オヤジがドンケツだったかも・・・(おじさん、ごめん・・)





でもやっぱりカワハギは美味い、


水留君の腕もさすがです。






今回は根掛かりも多く、オモリ10個位ぶっ飛んでしまいました。いつもの事ですが、中々


イメージ通りには行かないもんですね、行く度に勉強です。でも釣れない時のストレス感、


今までで一番感じました。一人だったせい? 移動が自分の思う様に出来ないもどかしさも


ありました。陸っぱりやボート釣りはそれがないじゃないですか(不便でも自由がいいかな・・・)


次回はまたボートにでも乗ってみようかな、おもちゃ魚探もある事だし・・・




水留家の皆様、いつもごちそうありがとうございます。私は釣った魚をそのまま持って行く


事しか出来ませんが・・・(いつも大して量もないですが・・・)



吉野君、やはりボート釣の良さも見直しました。また機会があれば乗ってみます。


さあ、また仕掛の作り直し! でもゲロッパなくて良かった・・・