6月20日 須玉川・大門川









いつもの須玉川、何かホっとします。







20日の朝です。当然の事ながら、昨夜は車の横で勝利の美酒に酔いしれました。


少しだけ、いつもより飲みすぎたかもしれません、が二日酔いはありませんでした。


嬉しいお酒だからでしょうか・・・




またしても早朝5:30頃にいつもの須玉川の中流に入りました、Mとはまた2時間後位に


少し下流で合流です。去年は朝一に結構ヒットしていたのですが、今年の須玉中流は


なかなか朝一が厳しいです。今日も朝一何も起こりませんでした。




AM7:00頃、ふと川を見るとタモがどんぶらこっこ、どんぶらこっこと流れています。


「ラッキー!魚の代わりにタモゲットだぜ!」と一瞬思ってしまった所がアホですよね。


考えなくても自分のタモだと解りそうなもんですよね。私は魚を掬う時、タモをすぐ取れる様に


背中で磁石で留めてあるだけです。紛失防止用の紐とかは付けていません。


ちなみにMは紐を付けています。ついさっき、岩を飛び降りた時に外れたのでしょう。




まあ、流れもそれ程速くないし、余裕で回収出来そうです。で取ろうとした所、不覚にも


足が滑ってしまい、半水没状態になってしましました。当然タモは取れず、ポイントも


潰しまくりです。おまけにタモを見失ってしまいました。



「さっきは浮いていたのに、沈んじゃったのかな〜」 そうなったら探しようがありません。


「まあ、今日はどうせ魚釣れないし、タモなくてもいいや」と思い、諦めて釣り下がって


いたら、50m位の下流の岩と岩の間にスッポリ挟まっていました。


初めて釣り下がりもいい事あるなと思いました。




「それにしても魚いね〜な〜」と思いながらルアーを投げていましたが、AM8:00にいきなり


ヒットしましたが、魚が丸見えだったので、ルアーを完全に咥える前に合わせを入れてしまい


当たりだけで逃げられてしましました。15cm位のチビだったと思います。


「ま、チビだからいっか!」って、そしてその後逃がした事を後悔すると言ういつもの


パターンにはまりそうな気配もありましたが、今回はその後早々にヒットしてくれました。




AM8:30です。浅めの瀬でいきなりガッツーンとヒットしました。これはバッチリフッキング


(針掛かり)しました。でもフッキングしていきなりブリブリブリブリー!と激しく暴れます。


この暴れ方はま、まさか!」


そう、まさかのニジマスです。よく暴れましたが、最後は勝手に川岸の岩と岩の間にスッポリ


挟まってくれたので、なんなくキャッチ出来ました。そしてそのまま撮影に入りました。






ニジマス25cm、自作ミノー・シンキング4g木目のみ


木目のみも釣れるじゃん!さっきのバラシもそうだし・・・


赤いフックがいいのかな・・・







最近は自作ミノーは腹のフックは付けていません。なぜかと言いますと、キャスティングミスを


した時に大体腹のフックが絡んでしまい、そのキャストが無駄になってしまうからです。


お尻のフックだけですとそのトラブルがほぼ無くなります。掛かりもそれ程変わらないと


思います。(でもミスキャストしなきゃ良いだけの話なのですが・・・)




またかのニジマスでしたが、今日のボウズがなくなり結構気を良くしてMと合流です。


Mはチビながらアマゴ6〜7匹釣ったみたいです。




その後塩川に移動しましたが、なぜか水が無かったり、相当濁っていたりしていて


釣りどころじゃ無さそうな雰囲気でしたので、ちょっと考えましたが、大門川のまだ行った事の


ない上流に行って見る事にしました。




川に入る道を間違えながら、どうにか川に入れました。でも予想より良くありませんでした。


上下を堰堤に囲まれていて、釣る距離が300mもありません、ちょっとがっかりです。


ルアーを投げてみましたが、やはり反応はありません、いてもチビです。




ふと上の堰堤を見ると、高さ2メートル位なのですが、丸太が斜めに掛かっていました。


誰かが人工的に掛けたとした思えません、「登ってみようかな・・・」


自分を過信したのか、魔が差してしまい登り始めました。高さ1m位に来て、いきなり恐怖を


感じました。その瞬間足がツルっと滑って背中から下のコンクリートに落ちてしまいました。


一瞬何が起こったのかわかりませんでした。解った事は奇跡的に頭を打たなかった事、

背中から落ちたけど、背中にしょっている自作のタモがクッションになってくれた事。




背中は痛いけど、骨に異常は無さそうです。何を考えているんでしょうね、イヤ、何も考えて


いないのでしょうね、この45歳のバカたれオヤジは・・・

当然タモは真っ二つになってしまいました。






もうこんな写真も撮れなくなるところだった・・・







しばらくショックで堰堤の上でボーとしていると、下流に行っていたMがやって来ました。


しばらくMが投げるフライを上から(ちょうど上から見える位置に私がいました)見ていましたら


チビですが、水中から流れるフライを見ていてスーと寄って来ます。



ほとんどはあと1cm位の所でUターンしてしまいますが、なかにはやる気のある奴が


フライにアタックして来ます。その時は魚がちぃっちゃ過ぎてフッキングしなかったのですが


なかなかドキっとします。フライもやればはまっちゃうんでしょうな〜。




メシ(いつものラーメン・生ビール)食って昼寝のあと、まだ結構時間が早かったので、ちょっと


長めに大門川を歩いて見る事にしました。かなり長い距離です。Mとはまた下流で合流です。


行程の半分位まで来ましたが何の反応もありません、



「でもこの先に以前釣れたグッドポイントがあるもんね〜」などと考えながら


そのグッドポイントが見えたところ、なんとそのポイントに一羽の鴨がいました。


この川では初めて見ます。でその鴨が私を発見したとたんに「バタバタバター!」


と激しく水しぶきを上げながら飛び立って行きました。


当然ポイントは丸つぶれ、「ちくしょー!あのバカ鴨が!」


でも鴨が居たって事はそのポイントにはやはり魚がいるのでしょうか・・・




もう4時を回っています。今だ何の反応もありません。そんな時良さそうなポイントなのですが、


以前から何回投げていても何も反応がなかったポイントに来ました。


当然何の期待もなくルアーを投げたところ、いきなりガツ!っと魚がヒットしました。


ちょっと(大分)驚きましたが、無事タモ入れ成功です。






イワナ20cm 自作ミノー・シンキング4g木目のみ


結構釣れるなこのルアー(って今日はこのルアーしか使ってない・・・)







しばらくしてMと合流しました。まだ日没には時間があったので、二人で頑張りましたが


結局その後は釣れませんでした。Mはあまり釣れていないようでした。




本当に釣りとは何があるか解りません。釣れる所で釣れなかったり、変な所で釣れて


しまったり。先が読めないから楽しいのでしょうか?




でも今回自作ミノーは頑張りました。ほとんど今日一日はそれしか使っていないので、


市販のルアーとの比較は出来ませんが、市販品でも一日中やってボーズの日もありますので、


自作ルアーは、私の中で一応釣れるルアーのカテゴリーに入れようと思っています。、


イワナ・ニジマス・バラシ(多分アマゴ)の成果がありましたし・・・




昨日の時点で実は2〜3個似たようなルアーをなくしてますので、また作って来月も勝負


いたします。なんてったってカラーリングがないので、形が出来た段階で90%は完成です。


とても楽チンルアーです。(あとは風呂で泳げば・・・)




PS 今回で今年都合5日やりましたので、年券の元は取れました、あとはいかに一日でも


   多く釣りをするかです! しかしこの時期からが実は釣行が難しいんですよね、



   Mは子供が夏休みに入りますと動きが取れなくなりますし・・・


   理想はシーズン終了(9月一杯)まであと3回行く!(行けるかな・・・)





たまには俺の写真も撮ってくれる?







本日のまとめ



気温・暑いけど昨日よりマシかな、上流だから


水温・ちょっと高め     風・ほぼ無風かな


イワナ20cm・ニジマス25cm・アマゴバラシ


すべて自作ミノーシンキング4g いいじゃん





完全にミノーは買わなくていい状態です。あとはスプーンなのですが、やはり市販スプーンは


釣れます、と言うかまだ私の中で自作スプーンより市販スプーンに頼っている部分があります。


昨日大物釣れましたし・・・でもあの時自作のミノーやスプーンでもあのアマゴはヒット


したのでしょうか?今度また機会があったらあの場所で自作を使ってみます。


まあ、二匹目のどじょうはいないとは思いますが・・・