3月5日 磯子 みなとみらい 







実は2週間位前に一人で夜11時から磯子へメバル狙いに出掛けました。現場に着くと

結構風が吹いていました。「天気予報を見とくんだったな」と多少後悔しましたが、せっかくだか


らと覚悟を決めひたすらミノーやバイブレーションを投げ込みましたが、一向に当たりも来ず、


人っ子一人いないし(いるのは止まっている車のカップルだけ)帰ろうかなとも思ったのですが


ここで悪魔の囁きが・・・「海釣り公園忍び込めばバコバコだぞ〜〜〜」




軽い気持ちでフェンス(結構高いんだこれが)を乗り越えてしまい「、さ〜バコバコだ!」


の筈が一向に当たりも来ず、怖いし、暗いし、悪い事だし、もう夜中の1時だし


さっさと帰ろうと思ったその時、入口が開いて、おまわりさん2名の登場です。



「ここは夜、入っては行けない事は解ってますよね。」


「え〜!そうなんですか!知らなかった〜〜〜」(ウソです・・・)


「へぇ〜、でどっから入りました?」


「横のフェンス乗り越えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「ですよね〜〜〜、じゃちょっと署まで」



と言う事で磯子署にて、供述調書、写真、指紋を撮られ夜中の3時半に開放されました。


まったく45歳にもなって情けない話です。これは書かないつもりだったのですが、もう時効だし


良い子の皆さんが同じ間違いをしない為にも(する奴いねー!)恥を忍んで書きました。


もう絶対にしません、はい。




この事件を払拭する為にもここらで一発メバルを釣らなければと思い、友人の水留を誘って、


夜のみなとみらいに出向きました。何故水留かですって? 水留は吉野同様魚を捌くのが


大変上手い。で、釣って帰って来て速攻で美味しいメバルの刺身が食べられると。



当然気合入りまくり。仕事をさっさと済まして水留を車に乗せ、みなとみらいに出発です。


水留宅から10分で到着です。一応車を有料駐車場に止め(一日1200円)釣りスタートです。




少し風が気になりましたが、早速船着場から始めます。いい感じなのですが、一向に当たりも


なく、一人他のメバルマンも来ましたが、期待薄そうなので、ちょっと歩いて新港パークに


向かいました。




ここは風裏になっていて、寒くありません。おまけに餌釣りのオヤジが一人いて、話を聞いたら


メバルやフッコを5〜6匹釣ったとの事、がぜんやる気が出ます。オヤジにポイントを聞いて


(自分で探せよ、そんなもん!)いざ開始。でも当たりもありません。そうこうしている内に


そのオヤジがまた一匹セイゴを追加しました。「やっぱり餌じゃなきゃだめなのか〜」


と思っていると、何とワームで狙っていた水留に待望のメバルが! ちょっとチビでしたが


メバルはメバル! 私に釣れないメバルはメバル!「い〜な〜〜〜!」






なかなかい〜笑顔だね。それにしても綺麗な夜景が写らなかった


フラッシュ焚かないと人間が写らないし、夜景モードってのがあったけど・・・


今度はそれで撮ってみよっかな!(カメラに弱いよな〜)






その後、ポリシーとしてハードルアーオンリーの私も水留にワームを借りて投げまくりましたが


(本当に弱いポリシーだよな! でも釣れた方が面白いに決まってるじゃん!)


そんなヤワな人間にメバルが釣れる筈ありません。てな訳で今回もボーズ決定です!




すっかり仲良くなった餌釣りオヤジが「もう帰るからこの餌使う?」などと聞いてくれました。


一瞬迷いましたが、キッパリお断りしました。ルアーマンだし、プライドあるし。


でも1〜2本もらって、それでメバル釣って、一応魚の感触楽しんで


「やっぱり、ルアーと餌との違いを検証しなきゃな!」などと訳の解らない能書きこいても


よかったのかな〜なんて・・・




もう夜の9時半だし、、メシも食わずに釣りをしていた為おなかペコペコです。とっとと帰って


水留宅でさっき水留が釣ったちびメバルのお造りを食べる事にします。


(ちょっと可哀想、食べるのだったらもっとでっかいの釣れって、でも今日だけは勘弁ね・・・)




水留が手際よくお造りにしてくれたのですが、なにせ大人4人と子供1人で分けた為


本当の一口になってしまいました。でも美味い!でも少な過ぎて胃まで行かない(?)


今度はもちっと大きいのを5〜6匹(カサゴもね!)位釣るぞっと堅く誓った夜でした。



しかしさすが夜のみなとみらい。釣りをしていて、何か気配を感じ振り返ると、カップルが


いちゃいちゃしていました。それも一組や二組ではありません。


「何だこいつらよ〜」と思いましたが、カップルが正しくて、我々が邪道なのです。



でも釣りはOKな所です。そんな時でもそこそこ釣れていれば、


「うんうん、若者達よ、将来の日本の為にも一生懸命に愛を育んでおくれよ。」


などと思えるのですが、何せ釣れていない時などは


「おめ〜らな〜〜、あと2〜3年経ってもそうやっていちゃいちゃ出来ると思ってんのかよ!」


などくだらない文句も言いたくなって来ます。



「でも絶対こんな釣り訳の解らない釣りしてるより楽しいよな〜〜羨ましいな〜〜」


本音です・・・。




話がそれましたが、私は今回もボーズでした。でも違った意味で飽きない釣り場だと言うこと


解りました。「う〜ん、良い釣り場だぞ、みなとみらいは・・・また行こ!