6月5日 鴨居・一郎丸








ショウサイリベンジ!






先週が3匹でちょっと納得がいかないので、今週は知り合いのFさんを誘ってまたまた鴨居の


一郎丸を訪ねました。狙いはもちろん白子入りのショウサイフグです。ツ抜け(10匹以上)


目指して頑張ります。平日にもかかわらず12〜3名の釣り人が集まりました。白子の人気の

高さを感じます。




いつも自分なりに潮流れや風向きを考えて船の席を決めるのですが、これが結構当ります。


しかしそれはちょっと寝坊して、希望の席は既に他人に取られていて、結果的にその座り


たかった席の方が沢山釣ったりと、何ともまあ情けない的中です。




今回はそうならない様に、少し早起きして、風向きと潮流れを考えて、一番有利であろう


左ミヨシ(先頭)を確保しました。作戦バッチリ後は釣るだけです。




そして先週と同じポイントに到着です。ここまでは作戦通りです。でも先週と違った事は、先週


は船を流しながら釣っていたのですが、今回は何とポイントに着くなりアンカー(イカリ)を打ち


始めたのです。これはまずいです。考えが全く逆になってしまいます。しかしながらアンカーを


止めろと言う訳にもいかないので、奇跡を信じて頑張ります。まあ、釣りなんて、やってみな


けりゃ解らないもので・・・ それに私の『読み』もね(笑)




そして今回は開始間もなく、私やお隣のFさんにも小型のショウサイが掛かりました。


『上手く読みが外れてくれたかな』と思いましたが、やはりその後が続きません。その間


にも右舷の方達は順調に数を伸ばしていきます。




右舷の釣れ方にはかないませんが、私にも本当にポツポツとショウサイが掛かり、


何回目かの場所移動の後、そのポイントでは私にもFさんにもアカメが掛かり、


周りでもアカメが掛かっている模様です。そして餌も程良く取られます。




『よし、ここで一気に数を稼ぐぞ』と思ったのもつかの間、船長はあっさり移動を告げ


ました。それは無いだろうと船長の方を見て、口パクで『釣れてるじゃん』と訴えたら、若船長


はわざわざ私の所に来て



「アカメが釣れているのは解っているのですが、皆さんショウサイの白子を楽しみに


来ているので・・・」


と言われました。当然私の負けです。本当に真面目な若船長です・・・




本命は釣れなくても、今回も良型のカワハギ(今回もキモパンでした)やキスなどが適当に釣れ


一度何か解らない物体が掛かりました。全然引かないで重いだけなので、良型のマダコかと


思ったら、これがまあぶっといアナゴです。




しばし迷いましたが、やたらヌルヌルしているし、アナゴなので、当然仕掛けが


グチャグチャになって、気持ちも沈んでしまったので、持ち帰る気にならずリリースして


しまいました。




しかし、帰宅して皆さまのご意見を伺ったら、やはり食べた方が断然良かったみたいです。


次回は必ず持ち帰ります(そう思うと釣れないんですよね、これが・・・)




そして最後のポイントで何とか1匹追加して結果5匹(内アカメ1匹)で時間終了です。


フグ初挑戦のFさんも無事(?)2匹を釣り、ボーズではありませんでした。


目標の10匹には全然届かなかったですが、先週より多いのでまあ良しとします。




しかしながら全体的な結果はトップ11匹、9匹2人、皆さん右舷の方です。


そしてボーズや1匹の人も多かったです。(ほとんど左舷の人でした)




ショウサイの時はアンカーを打って釣りをする事が良くありますが、やはりその方が何か


メリットがあるのでしょうね。アカメの時など一度もアンカーなど打った事が無かったのに・・・



今回のトップの方は右トモ(一番後ろ)の方でした。私の席からは全く逆になる場所です。


そしてアンカーを打つ、打たないで席の有利、不利も全く逆になりますので、結果的に今回も


私の読みは当った事になります。しかしながら、その日アンカーを打つ、打たないと言うのは


船長に聞くしかないのでしょうか? 多分出船前に聞いてもポイントに着いてみないと解らない


とか言われるのでしょうね・・・




でも今回も無事『焼き白子ポン酢』が食べられました。今回は失敗せずに上手く焼けました。


やはり何度食べても(って、まだ2回目ですが・・・)美味しいです。




釣り味はアカメ同様、あの小さな当りを捉え、掛けた時のズッシリ感、そしてショウサイ独特の


引きの良さ、カットウは返しが無いので、バレるんじゃないかと言うドキドキ感・・・ 




水深の浅さ、仕掛けの簡単さと、私にとっては言う事が無い釣りなのです。


他にも美味しいお魚さんが沢山いるのは解っていますが、どうしても足が向いてしまいます。




でも葉山のボートも好きなので、天候さえ良ければ、のんびりとヒラメやタコも狙いたいです。




そうそう、フグを捌いてもらい帰ろうと港を歩いていたら、漁師と思われる老夫婦の内の


おばあちゃんが、私に向かって何か網を差し出しています。これまた小ぶりな取ったばかりの


活タコが入っていました。そのおばあちゃんが500円でいいよと言うので、シャレで買っちゃい


ました。




しかしながら家に帰って網から出してみたら、そこそこサイズのマダコじゃないですか。


網に入った状態では小さく見えたのですね。早速茹でて、久しぶりの地ダコの美味しさを堪能


しました。ちょっぴり得した気分でした。



そしてこれからは、そう、あの堤防マゴチです。まだちょっと早いですが、そろそろ準備(と言


っても1年前から準備は出来ていますが・笑)に取りかかりたいと思います。




周りには既に餌のザリガニを捕獲しに行った気の早い人間(いや、サイボーグ・・・)


もいますので・・・(汗)



マゴチが始まったら私の性格上、またそればっかりになってしまうのでしょうね・・・