２月２１日 磯子・根岸丸
一日しゃくって、スミイカ２杯・・・（泣）
今日はやっと朝から時間が取れたので、まだまだ悩み多いテンヤスミイカに行きました。
船宿選びに迷いましたが（一月に行った○下丸は二度と行きません）やはり家から近い磯子の
根岸丸に決めました。さてどんな船宿でしょうか。
店に着くとスミイカの船長と思しきオヤジと常連さん達が談笑していました。まあ悪くは無い感じ
です。そしてＨＰでは乗船料８９００円、駐車場５００円となっていましたので、９４００円を覚悟
していたのですが、何故か駐車場込で８５００円でした。とっても嬉しかったです（笑）
平日なのに天気が良いからでしょうか。１２〜３名を乗せて１時間近く走り房総沖のポイントに
やっと到着です。途中で周りを見渡したら、外にいたのは私一人でした。流石に寒かった・（笑）
この時期のスミイカはかなり深いと聞いていたのですが、２５ｍ〜５０ｍ位の水深でしたので、
それほど深くは感じませんでした。
開始から３０分位して、周りでポツポツスミイカが釣れ出しましが、案の定私には乗りが
ありません。そしてポイント移動の為に仕掛けを上げてみたら、何とテンヤの上に付けている
スッテの針にスミイカの足だけが引っ掛かっていました。
先日見たどこぞのＨＰに、この時期のスミイカは深いからシャクリを大きくしないと掛からないし
バレ易いなどと書いてありましたのでそれを信じて大きな鋭いシャクリを行っていたのですが、
やり過ぎたみたいです。
そんな時に隣のオヤジがバカバカ釣りだし、あっと言う間に９杯。周りから勘弁してよと
ヤジが飛ぶ位の勢いです。
そのオヤジのシャクリを横目で見ていたら、テンヤのみで何とも優しいシャクリ。今日はこれ
なんだとオヤジを真似してスッテを外してテンヤのみでソフトなシャクリに切り替えました。
そして３０分後位でしょうか、やっと私の竿にもあの何とも言えない『ズシッ！』が来て、推定
５００ｇのスミイカが上がって来ました。時計を見たら１０時半、長かった〜、嬉しかった〜（笑）
周りでも決して快調とは言えないまでもポツポツとスミイカは上がっていますが、その９杯
オヤジは何と大ブレーキ。このまま行ったら軽く３０杯は行くんじゃないかと思っていたら、
やはりそう上手くは行かない物で、その後オヤジは１杯も釣れず９杯で終了となりました。
私と言えば１杯目から１時間後位でしょうか、待望の同サイズの２杯目が上がりましたが、
それ以降は掛かってすぐバレたりと、周りともどもさっぱり。昼を回って船中全然スミイカが
掛からず、船長もやたらウロウロしましたが、結局そのまま時間終了となってしまいました。
当日の結果は２〜９杯。隣のオヤジは途中から大ブレーキも何とかトップをキープ。
私は２杯があと何人かいたとは言え、またしてもビリタイ。 どうしてなんでしょ・・・
この日は、他の船宿の方が釣果は良かったみたいですし、船の場所選びもやや到着が
遅れた為に四隅は取れず、右舷か左舷の胴の間（真ん中）で迷って、右舷の胴の間に
したのですが、その日右舷で良かったのはその９杯オヤジだけで、平均して釣れて
いたのは左舷でした。
またもや色々外しまくってしまいました。しかし、隣にそのオヤジがいたので、ずっと横目で
観察していましたので、かなり勉強になりました。今日はダメでも次回につながる日だったと
言う事にします（笑） しかし好きな割にはスミイカ釣れないなあ・・・
ここの船長はなかなか面白いオヤジでした。
「ごめ〜ん、ここだめだ、失敗、失敗、移動するからハイ仕掛け上げて」とか
「ここはイケそうだから、ちょっと頑張ってシャクッってみてね」とか
かなりマイクでしゃべるのでそれもはっきり聞こえるし（笑） 釣れなくても結構やっていて
楽しいと思えました。
そして終わって港に帰って来たら
「ごめんね今日は釣れなくて。申し訳ないからこれ持って行って」と
アジの干物を３枚くれました。
こっちも『まあ、自分がヘタだからこの釣果もしょうが無いかな・・・』
とは思っていても、船長にそう言ってもらえると、何だかホっとします。
それがサービス業で、お客を大事にするってもんですよね。
どこぞの船長みたいに『もっと上手くなってから来な』位の顔されたら２度と来るかと
思いますけどね（笑）
そろそろ今シーズンのテンヤスミイカ終わりにしようと思っていたのですが、何か悔しいから
もう一度行こうかなあ・・・ でもまた悔しい思いするんだろうなあ・・・（泣）
もちろん来るとしたらまたここかな。
アジの干物はとっても効いたな（笑）