５月２９日 鴨居・一郎丸
久しぶりのショウサイフグ
５月８日に葉山に行って以来（その日はマー君が５０㎝クラスのマゴチを釣りましたが、私は
相変わらずのキス釣りで終わってしまいました）２週連続で天気が悪くて釣りに行っておらず、
今日も予報では朝から南風で、午後には強まる予報が出ており、本来なら家で大人しくして
いた方が良いのでしょうが、いかんせんストレスが溜まりまくっていましたので、ボートがダメ
なら船があるじゃないかと、現在白子真っ盛りのショウサイフグに久しぶりにトメとマー君と
３人で行ってまいりました。
フグの白子はまだ食べた事は無いのですが、焼いて食べると、とっても美味との事。
その白子を是非味わってみたくて、横須賀市鴨居にある一郎丸と言う船宿を訪ねました。
以前からアカメもやっていたので気にはなっていた宿ですが、アカメは八景の忠彦丸が
近くて便利だった為、忠彦に行っていましたが、現在は忠彦ではショウサイはやっていない為、
こちらに初めて来てみました。
ショウサイもアカメ同様それほど簡単には釣らせてはくれません。しかしながらネットのレシピで
これでもかと言う位白子料理を見て、今日の料理は『焼き白子』に決定しました。
ここまでして『今日は釣れなかったなあ・・・』では済まされません。トメも絶対に白子持って来る
からと奥方を説得したとの事（トメ家では既にフグの刺身は飽きられているそうです・・・）
久しぶりのショウサイフグと始めての焼き白子の為に出船前から既にテンションＭＡＸです（笑）
ショウサイフグと言えば千葉の大貫沖が有名ですが、今日は三浦の下浦沖に向かいました。
まあ、そこの方が午後少しは風裏になるでしょうか。ゆっくり走っても２０分位で到着です。
船長から合図があり早速釣り開始です。
しかし案の定、そう簡単にはショウサイは掛かってくれません。それでも開始３０分後位でミヨシ
で良型のショウサイが釣れました。俄然気合いが入ります。
そして開始１時間位経ったでしょうか。私に待望の当り。フッキングも決まって『来たよ～』と
ニコニコしながら上がって来たのはフグはフグでもサバフグ。食べられますが、
決して美味しいとは言えないフグです。
そしてその数投後、またしてもかすかな当りを捉えました。そして見えたのは紛れもない
白子持ち（？）の中型ショウサイフグ。しかし何をトチ狂ったか、思いっきり抜きあげようと
して失敗。あえなく水面でバラしてしまいました。やっぱり落ち着いてタモ使わなきゃ・・・
しかし今日の私は好調で（最初だけでしたが・・・）その後中型２匹と小型１匹のショウサイを
釣る事に成功！そしてクライマックスは昼頃やってまいりました。
またしても竿先にほんの少しだけ出るわずかな当りを捉えました。そしてそれは今までとは
比べられない位の引き。焦っちゃいけないとは思いつつもかなり焦ってしまって、
後ちょっとの所で痛恨のバラシ。
すっかり気が抜けてしまい、午後は予報通りの強風も相まってその後は良型のカワハギを
追加したのみで終わってしまいました。
途中までマー君が『当りがわかんねーよ』とショウサイを釣れずにいたので、私の予備の
極先調子のキス竿を貸してあげました。すると１バラシの後、特大のショウサイを釣りました。
やはり湾フグは竿先の感度が大事なのですね。
本日の結果は、終わってみたらポツポツ釣っていたトメが５匹、私３匹、マー君１匹、
外道は良型カワハギが私とトメ１匹づつ、マー君が良型ホウボウ１匹。
船中ではトップが９匹、その次８匹二人・・・流石です。
釣果のほとんどは午前中の風が弱い時に集中していたみたいです。やはり釣れる時に
釣らないと釣果は伸びないのですね。
そして宿で捌いてもらって、肝心の白子は、運よく３匹全部に白子が入っていました。トメも
マー君も無事白子お持ち帰りです。
そして念願の焼き白子・・・写真をＵＰしようかと思ったのですが、ホイルに乗せずに直にグリルに
入れて焼いてしまったので、隙間が大きくて下に落ちるわ、落ちないまでも網にひっついて
無理やり剥がそうとして、グチャグチャになったりととてもお見せできる代物では
無くなってしまいました。
でもその焼いた白子をポン酢で食べたらそれはそれはほっぺたが落ちる位の美味しさでした。
皆さまも今が白子を食べられるチャンスです。是非チャレンジしてください。
（って、そんなマニアックな物好きあんまりいないか・・・）
タラレバですが、バラシが無ければトメと同じ５匹釣れていた計算です。悔しいです。
しかしながら、冬に忠彦丸でアカメに散々払った月謝は決して無駄では無かったと思います。
白子が終わるまでにあと１～２回は行くつもりです。
絶対その時はツ抜けを狙います！そして綺麗な焼き白子の写真を是非ＵＰします（笑）