1月10日 八景・忠彦丸








今年も懲りずにアカメ・・・







本当に釣れもしないのに懲りないですね(笑)



と言う事で、本日も八景の忠彦丸へ一日ゆっくりとアカメをやりに来ました。あくまでも目標は


『半日5匹、一日10匹!』なのですが、まあ、半日で3匹釣れれば良しとします。そして


その中に大物が交じれば・・・



午前船。3連休後の平日だと言うのに、アカメ船は満員御礼です。昨日の釣果が大変


良かったので、それを見て皆さんアカメを釣りに来たのでしょう。




潮周りから見て左舷を取りたかったのですが、左のトモはすでに取られていた為、


右のトモをキープ。まあ午後は右が良くなる予想ですので、まあいいでしょ。




開始1時間位で小型ですが1匹釣れました。そして2匹目もこれまた小型ですが、それほど


苦労も無く釣れてしまいました。こりゃ今日こそは行けそうな気がしてきました。




そしてまたアタリがあったのですが、掛け損じてしまいました。2匹も釣れている余裕からか、


隣のまだボーズのオヤジに


「今、この下にアカメがいますから釣っちゃってください」と言ったやいなや、


「おっ、なんか来た」とオヤジ。「でしょ〜、アカメいるって言ったでしょ〜」


とまだ余裕がありますが、上がって来たアカメを見て目の玉が飛び出ました。


何と2キロはありそうな超メガトンアカメです。こんなサイズを見たのは初めてです。


それが私が掛け損じて隣のオヤジに釣られてしまったのです。


「よ、よ、よ、よ、良かったですねえぇぇぇぇ〜〜〜・・・・・」


「いや〜、ど〜もありがとう!」



『オヤジぃ〜、ど〜もじゃねーよ〜、返せよ〜、返せよ〜、


オレのギガトンアカメよおぉぉぉ・・・返せよ〜シクシク・・・』




結局そのショックが響いたのか、午前はチビ2匹で終わってしまいました。まあ、まだ午後が


あるさ。そして午後の方がオレの席は良いんだもんね、ウシシ・・・




そして午後。午前にまして潮流れが良い筈が、何故かあまり良くありません。したがって


アカメの反応もイマイチです。




しかしそんな中でもアカメのかすかなアタリを捉えました。かなりの重さで上がって来たのは


待望の大型のアカメで、何とあのカットウ針が3本とも口の中に綺麗に入っていました。


ある意味究極のカットウのフッキングと言って良いと思います。そして2匹目は喰わせ針に


喰らい付いてきた小型でした。




途中から全くと言って良いほど潮が動かなくなりアタリが無くなりました。しかし、そんな中でも


隣のオヤジ(午前中とは違うオヤジです)はコンスタントにアカメを掛けています。そしてその


オヤジのタックルが凄い。




竿はふた昔前位のガチガチのカワハギ竿。ラインはこれまたブっといPEの4〜5号位でしょうか。


そしてカットウのオモリは何も色が付いていないナマリ。



これでアタリを取ると言うより、定期的にシャクってアカメを掛けているのです。アタリを取る事


ばかりにこだわるのでは無く、活性が悪い時はこの様な外房のショウサイの様な釣り方も

有りなのかもしれませんね。またまた勉強です。そして午後もあっけなくこのまま終わって


しまいました。




結局午前、午後とも2匹づつの計4匹で終わってしまいました。潮流れから午前中は左舷が


良いだろうと言う読みは当りましたが、勝負は午後と思っていましたので、午後が良くなるだろ


うと思われる右舷を確保したのですが、結局午後は潮が流れず、またまた外した格好に


なってしまいました。午前中は左舷の人が圧倒的に釣っていて、午後は船全体でイマイチと


いう結果でした。


いつになったら勉強の成果が表れるのやら・・・




そうそう今日は外道に良型カサゴや良型ウミタナゴ、良型キス2匹とその日の夕食は豪華に


なりました。それにまたまた宿でカレイを売っており、昼休みに買おうか買うまいか相当


ウロウロしていたのですが、いつもカレイなど買っていてはダメだと思い買うのをやめました。



そうしたら午後のアカメを捌いてもらった後に、仕事を手伝っている社長の娘さんが何と


「はい、山崎さん、おみやげです」と言って、良型カレイを一枚くれました。


『う〜ん、船宿は死ぬまで忠彦丸だな・・・』と思った瞬間でした(笑)



ミーちゃん、ありがとね。オジサンは嬉しいよ・・・(嬉泣・・・)