12月1日 初スミイカ!








本日はトメを無理やり(?)誘って初のスミイカ挑戦です。腰の方はボートはダメだけど、船なら


何とかなるそうなので、かみさんのご機嫌を取りつつ(笑) 二人で八景一之瀬丸に向いました。


珍しくワクワクして、前夜はほとんど眠れませんでした。なんたって初物ですので・・・



スミイカは今が旬らしく、平日でも10名位の釣り人が乗っています。出船前に若船長から


餌の生シャコの付け方と、誘い方のレクチャーを受けました。シャコを付けたテンヤを


底まで落としたら、勢い良く1メートル位しゃくり上げ、またゆっくり落とす、この繰り返しです。


イカの乗りは、しゃくり上げた時に「ズドン!」と重くなるらしいです。う〜ん、早くやりたい(笑)




沖へ出る前にちょっと練習しようと思い、トメから借りた(貰った?)昔のカワハギ竿にテンヤを


セットしました。スミイカは竿をしゃくり上げる時に、結構な力がかかりますので、バット部分が


太くしっかりした竿が合います。トメのハギ竿はまさしくそんな感じです。




船着き場でテンヤを底まで落とし、思いっきりしゃくってみました。しかし何とその瞬間に


「ボキ!」 っと音がして、トメの竿が真っ二つになってしまいました。


竿に傷が入っていたの? それとも俺が思いっきりしゃくり過ぎ・・・?


仕方がないので船長に竿を借り出船となりました。トメ君ごめんちゃい・・・(反省)




ポイントに着くまでの間に常連さんが話掛けてくれました。その方はテンヤは使わずにエギで


攻めるらしいです。何でも前回はテンヤに勝るとも劣らない釣果だったそうです。


一応私もエギを持ち込んでいますが、何せテンヤではイイダコしか乗せた事が無く、


エギに至ってはまったく釣った事がありません。是非今日は、エギで釣ってみたい。い、いや、


こうなりゃあ、テンヤでも何でも・・・




程なくして中の瀬と呼ばれるポイントに到着しました。早速しゃくり開始です。


それほど時間が掛からず、トメの竿が大きく曲り、良型のスミイカが上がって来ました。


「おおーっ! やったじゃねーか!! 早く俺も釣りてーぜ!!!」


と早くも興奮気味・・・ そしてその何分後でしょうか、私のしゃくった竿に


「ズドン!」と来ました。



「ヤッター! 来たよ、来たよ、ズドンが!!!」



大はしゃぎと供にやや小ぶりのスミイカが上がって来ました。しかしそこからが問題です。


スミイカと言うだけあって、大量の墨を吐きます。そんなもんが周りの人に飛んだら大変な事に


なりますので、水面である程度墨を吐かせた後、そーと上げてテンヤを掴み、船の外側に


イカの顔を向けてテンヤを外し、バケツにそーと置きます。これでいっちょ上がりです。



「よし! スミイカ初ゲット!! バンバン乗せるぜ!!!」




しかしやはりこの釣りもそんなに甘くはありません。乗らない時はいくらしゃくろうが何をしようが


一向に反応が無く、ただのしゃくりマシーンと化します。またこの竿とテンヤの重い事、重い事。


結構年配の方も良く平気でしゃくっておられる・・・ ご立派です。



その後は船中ぽつり、ぽつりと言う感じす。イカが方々に散らばっているらしく、船もかなり


走り回ります。テンヤで3杯上げた所で(大分時間が経っていますが・・・)大分テンヤの


しゃくりに疲れて来ましたので(笑)エギにチェンジです。やり方も良く解らず、半信半疑で


しゃくっていたら、なんとあの「ズン!」が来ました。



ヤッター! エギにも乗ったぞ!!」


嬉しいです(笑)




結局、マダコとイイダコを1匹づつ交え、6杯のスミイカを釣りました。トメも仲良く6杯です。


テンヤで3杯、エギで2杯、テンヤの上にスッテを付けていましたが、それにも1杯来ました。



他の人を見渡しても良いとこ7〜8杯位の感じでしたが、一人だけダントツで19杯釣った人が


いました、若船長です。船を操船しながらですから立派です。釣果情報に乗せる為に一生懸命


釣っているのでしょうか?しかし船長と私のしゃくりに一体何が違うのでしょうか? 



かなりじっくり若船長のしゃくりを見ましたが、私との違いがさっぱり解りません。やはり経験の


差でしょうか。ちなみに朝話をしたエギ一本オジさんは2杯で終了でした(笑)




確かにイカが乗った時の感触は感動もんですが、それまでの道のりが大変な釣りであると


言う事が解りました。慣れないせいもありますが、翌日など腕と肩がパンパンで仕事が


辛かったです(笑)




でも刺身は旨かったです。台所が墨だらけになったのは言うまでもありませんが・・・


またその内に行ってみようかな・・・








何か、久し振りの写真だな・・・