6月9日 新修丸








本日も前回に引き続き、八景の新修丸でカサゴを狙いに行きました。トメの腰の具合がまだ


万全では無い為、ボートよりは腰に負担が掛からない事と、前回非常に小型カサゴが


多かったので、今回は何とか中型以上で揃えたいのと、いかにすれば根掛かりを少なく、


なおかつ手返しを良くできるか、それらのテーマを持っての乗船です。今回はあえて、左舷の


胴の間(字、合ってる?)に席をとりました。何故って? それは前回72匹釣った人がそこに


座っていたからです・・・




今回も本牧へ向かいました。開始早々私に中型がヒットです。それからコンスタントに中型が


釣れ、最初の1時間で7〜8匹釣れて、トメを大きく引き離し、船長も「50匹ペースですね、


現在お客さんがダントツトップですよ!」などと持ち上げるものですから、すっかりその気になり


「じゃあ、今日は一丁、竿頭でも取ってやるか!」などと密かに思っておりましたが、世の中


それほど甘くはありませんでした。




お昼頃から私はパッタリと当たりが止まってしまい、ポッツリポッツリ釣っているトメにあっさりと


逆転されてしまいました。それも私は中型ばかりですが、トメはたまに大型も混じっています。



さらには隣のオヤジが「釣れない、釣れない」とうるさいもんですから、トラの子のこの日の為に


富山湾から取り寄せたホタルイカを少しオヤジにあげました。そのとたんオヤジがバンバン


釣れ出し、オヤジ笑いが止まらず、まあ、それはそれで良いのですが、私だけすっかり蚊帳の


外になってしまいました。





本日の釣果




私17匹 小型が一匹だけで、あとは全部中型。


トメは22匹で立派な竿頭。やはり小型が一匹で、大型混じりの中型を揃えました。





今回は型、数共に負けてしまいました。何の釣りものでもそうなのですが、気が付くと勝てなく


なっています。まあもっとも理由は解っていますが・・・



取り寄せたホタルイカですが、1キロパックが2つ冷凍になって届きました。したがって1キロを


解凍したのですが、まあ量の多いこと。ゲソは全てカサゴの餌に使うから良いのですが


(4等分して、残り3個は再冷凍しました。それで次回使えるのだろうか・・・?)


動体部分は食用にしたのですが、ゲソは無いとは言え、まあ多いこと、多いこと。


刺身でそんなに食える訳でもないので、バター焼きにしてもまだ半分以上残っています。


面倒くさいので、塩をバンバンに振って塩辛にしました。結果は塩からが一番美味しかったで


す。




カサゴの型についてですが、今日は全体的に中型が多かったのもありますが、前回よりタナを


少し高めに取りました。結果は歴然です。おまけで根掛りによるオモリのロストも減りました。


それは成功と言えるでしょう。




もっと大正解は仕掛けです。今までは深く考えず、市販の仕掛けを真似ていたのですが、


その仕掛けだと、根掛りでハリやオモリをロストする度に仕掛け全体を変えていました。


それだと手返しが極端に悪くなる為、枝スの部分にカワハギで使うスピードビーズを付けました



ハリが取れたり、先が甘くなった時にすぐに交換で来て、凄く便利です。もっと早く気が付く


べきでした。オモリもいわゆる「捨て糸」を採用しました。5cm位3号のラインを付け、その下に


オモリを付けました。結果、オモリをロストしても道糸本体は何の影響も無く(道糸は思い切っ


て6号にしました。万が一の為に20セット作って行きましたが、結果は2セットで足りました)


糸付きのオモリだけをサっと交換でき、手返しが格段に早くなりました。




今回は大して釣れませんでしたが、餌や仕掛けに大分納得出来ました。またさらに考えて


一工夫して、常連さん達に少しでも近づきたいものです。その日は別船がアカムツに出船して


いました。上がってきたお客さんが小型のアカムツを私とトメに1匹づつ譲ってくれて、


刺身にして食べましたが、まあ何と身の甘いこと。その日はアカムツ絶好調でトップは28匹


(外道でオニカサゴなども混じっていました)も釣っていました。タナが深い為に電動リール


が必要になってきますが、そのうち中古の安いので良いから買っちゃおうかな〜なんて・・・


本当に釣りってキリがないです・・・




(今回も写真はサボってしまいました。)