1月20日 葉山・真面目にヒラメ








どーせこの時期は何をやっても釣れないので、だったらたまには真面目にヒラメだけを

狙ってみようと言う事で、今回もトメ号で葉山に繰り出しました。いつもの3人です。




通常ヒラメを狙う時は、生きているイワシを買ってそれで狙うのですが、我々ビンボー人は、


少しでもお金を浮かそうと、イワシよりはヒラメの喰いは落ちますが、シロギスを釣ってそれを


餌にしようと言う作戦です。




しかし、この時期に浅場でシロギスを釣ると言うのは相当難しいです。


シロギスが深い所に行ってしまっているのですが、なるべく浅い所でやりたいので、


浅場でヒラメを狙いつつ、居残りのシロギスを釣る事にしました。


それに去年の暮にトメが浅場のシロギスポイントを見つけたらしいので・・・




最所は出港場所からほど近い逗子湾(?)から、まずは餌のシロギス釣りスタートです。


そうです、去年トメが見つけた秘密のポイント・・・・・・案の定フグしか釣れません・・・・・



「ヒラメ釣るより難しい・・・」そんな気になって来ました。こうなりゃ昨年にいつもシロギスを


釣っていた、通称「アサヒビール沖」に移動します。何とかポツポツですが、シロギスが掛りまし


たので、早速それを餌にヒラメを狙います。




1時間位経ったでしょうか、ポイントを移動する為にヒラメ仕掛けの竿を上げようとリールを


巻いたところ、相当に重いです。しかし引きが無い為、海藻か何か引っかかってると思ったら

何とマゴチが付いていました。嬉しいやら、嬉しくないやら・・・





マゴチ44cm あの難しさはどこ・・・?






しばらくして、また逗子湾に戻って来ました。今度はシロギスもポツポツ釣れます。しかしたまに


釣れるシロギスのサイズが大〜小まで色々です。本当は15cm前後のサイズが良いのです


がそんな贅沢は言っていられません。20cm位のシロギスでも迷わず餌にします。




ボートを流し初めてしばらくして、私のヒラメ竿がグ〜としなりました。「この辺は根掛りしない


よな〜」などと思いつつ、竿を手に取った所、フっと抵抗が無くなってしまいました。餌の


シロギスを確認したら、何と腹の所だけに何者かにかじられた跡があるじゃないですか!



「ヒラメだ〜!いやがった〜!ちっくしょう・・・」



竿を手に取る時にもたついてしまったのか、はたまたシロギスがでか過ぎたのかは定かでは


ありませんが、トメも同じ事がありましたので、ヒラメがいる事は間違いありません。後はいか


に食い込ませるか・・・




同じ所を2〜3度流したのですが、反応が無くなってしまい、もう一度アサヒビール沖に


戻る事にしました。しばらくしてトメにホウボウがヒットしました。しかし私のヒラメ仕掛けの糸が


トメの魚の掛った糸に絡んでしまいました。


トメ「糸出し過ぎなんだよ〜」


「悪い悪い、ほどける?」



まずトメが釣れたホウボウを取り込み、糸絡みを直しにかかります。その時です。


「あれ、何か魚掛ってっかな・・・?」


「冗談はいいから早くほどいてくれよ」


と言うや否やトメが


「うわ!食った!」と言って必至に糸をたぐっています。ちょうどトメの体が影になって


あまりやりとりは見えないのですが、どうも冗談では無さそうです。



「ヒラメだ!ヒラメが掛ってる!結構でけーぞ!


タモ、タモ!!!」


私もマー君もやっと状況が飲み込めました。つまり糸絡みを直している間に私のヒラメ仕掛け


のシロギスにヒラメが食いついてしまい、それをトメが手で合わせて針掛りさせたと・・・



何と言う男なのでしょうか。専用の竿をもってしても掛けるのが難しいヒラメなのに・・・






ヒラメ47cm 一体誰の魚・・・?






その後はやはり竿は手持ちが良いと言う事になり、皆手持ちに切り替えました。そのすぐ後に


マー君にヒラメらしき当りです。


まだだぞ〜まだだぞ〜」と私とトメでマー君に呪文を唱えたのですが、


マー君はプレッシャーに耐えられなくなり思わず合わせてしまいました。


案の定スッポ抜けです。



「あ〜あ、やっちゃった、もったいない・・・」とは言っても中々待てないもんですけどね。


私にもその後当たりが一回来ましたが、どうもタコっぽい当たりでした。






本日の釣果(3人分)



ヒラメ1  マゴチ1  ホウボウ2  クロメバル1  シロギス20匹位  イイダコ等






ヒラメは誰の物か喧嘩になりましたが(笑)そこは大人、トメと協議の上、マゴチともども半分


ずつで話がまとまりました。早速晩御飯にヒラメとマゴチの刺身を食べ比べましたが、


一言で言うと、ヒラメは濃厚、マゴチはあっさりと言う感じでした。



しかし「うまい!!!」



ヒラメとマゴチの刺身を同時に食べられるとは・・・釣りやっていて良かった・・・


ヒラメの潮汁も最高でした。



マー君も次回は両方の刺身を堪能してね。(家が近かったら少し分けられるんだけど・・・)