6月5日 八景・新修丸









いつもながらワクワクタイム


手前の黒いシャツの方が師匠です。






本日も絶好の天気に恵まれ、八景の新修丸さんへとやってまいりました。もちろんターゲットは


前回から始めたカサゴです。今日もZeni師匠(以後、師匠に省略)が仕事サボって、・・・?来


てくれました。今回は竿を新調して来ました、気合入っています。う〜ん、心強い! 前回は初


めてだったので、11匹に終わりましたが、今回は夢の20匹(まあ、トップは良ければ40匹位


は釣るでしょうから、せめてその半分でも・・・)が目標です。さて、どうなりますか・・・




今日は師匠が早く到着して、左側の一番前の席を取っておいてくれました。それがどう出るでし


ょうか? しかし、良い天気と言うよりも暑いです、そして日差しも強いです。日焼けも心配な位


です。そして師匠とくだらない事を話していると、もうポイントに到着です。なんとそこは昔陸っぱ


りのスズキ釣りでせっせと通っていた、あの『南本牧』の堤防ではないですか。まさにその堤防


の際がポイントなのです。う〜ん、やはり良い所だったのですね、ここは・・・(今はもうはいれま


せんが)




さあ、釣りスタートです。間もなくさすが師匠、早速私の為(師匠は20cm以下は私にくれます


(う〜ん男!)から揚げサイズ!(16cm位)をゲットです。私も何とか、から揚げサイズを


釣りホっと一安心です。




しかし、いかんせん二人ともから揚げサイズはでるのですが、一向に刺身サイズ(20cm以上)


は釣れません。そうこうしていると後ろの席や隣のいおじさんが何と30cmを釣り上げてしまい


ました。私は感動して隣のおじさんに「おめでとうございます、でっけーすねー!!!」と声を掛


けたのですが、おじさんはうんでもなきゃ、すんでもありません。もちろん喜んでいる様にも見え


ません。良く回りを見渡すと皆さんそんな感じでモクモクと釣っています。




何故なんでしょう? 釣りに来て大きい魚が釣れたら嬉しい筈なのに。心の中でガッツポーズを


しているのでしょうか?でも一人だけ変な奴が居ました。そいつは仕掛を下ろす度船中に聞こ


える位の大声で「よ〜し、今度は釣っったるぞー!」 そして当りがあると

「来たぁ〜〜〜!」 そして合わせるときも「うりゃぁぁぁ〜〜〜」 魚が掛かって


リールを巻いている時も「デカイよ、デカイよ、25、いや20、19、18cm・・・」 


そしてチビが上がってくると「師匠、巻いている途中でちっちゃくなっちゃった!!!」


 などのたまいます。そいつは誰かって?もちろん私に決まっているじゃないですか・・・(笑)




そうこうしていてもコンスタントに釣れているのですが、一向に刺身サイズは出ません。この頃


(AM11:00)から師匠は疲れて休みに入りました。そして「店長、前回も私が休んで


いた時に大きいの釣ったじゃないですか、今日も釣ってくださいよ」

とプレッシャーを掛けてきます、「そんな事言ったって、こればっかりは、ねえ・・・」


などと言っているとガッツーンと凄い当りが来ました。合わせも決まって、竿がぐんにゃりと


ひん曲がっています。先ほどの軽口も言えず真剣です。水面から出た所で師匠がタモを


用意してくれているのも構わず、一気に抜き上げました。

「や、やったー!でっけー!!!」 27cmの立派なカサゴでした。








Zeni師匠、撮影ありがとうございました。






そしてこの後立て続けに24cm、20cm、20cmと刺身サイズがバタバタと釣れ、絶好調にな


ってきました。師匠も何とか25cmクラスを上げ、面目躍如です。




でも好調も長くは続きません、他の人達も当りが遠のいた為、若船長は猿島沖に大移動を決


行しました。航程20分位でしょうか。着いて早速釣りを開始しましたが、こちらもパっとしませ


ん。依然から揚げサイズがポチポチです。




船長に聞いた所、日曜日までは良かったらしいですが、昨日月曜日から、潮が澄んでしまい、


調子は落ちている様なのです。まあ、船宿のHPでもそれは確認済みなのですが、釣り人は


「行きゃあ、何とかなる」と思うものです。でも何ともならない時の方が圧倒的に多いです。まし


て私が来た日は何故か船中調子が悪いのです。何故なんだろう、普段の行い・・・?




そんなこんなで残り30分、今19匹。何とか20匹までもう一匹と焦るのですが、いかんせん当


りがありません。でもそんな時ついに当りが来ました。「うりゃあぁぁぁ〜〜〜!」


気合で合わせます、魚が掛かりました。「やった!師匠20匹目が来ました!!」


言いながらリールを巻いていると、途中でフっと軽くなってしまいました。ここに来て


今日始めての痛恨のバラシです。「うあぁぁぁ〜!__やっちまったあぁぁぁ〜〜!!」




でもまだ時間はある!そして待望の当り、上がって来たのはちぃっちゃなオニカサゴ・・・

そして本当にもう時間がなくなってしまいました。「まあ、夢の20匹は来月だ」と思った瞬間、何


と魚が掛かりました。そして立派なから揚げサイズのカサゴが上がって来ました。


「やったー!夢の20匹、達成!!!」そして時間終了となりました。


ちなみに師匠は13匹でした。(まっ、師匠、こんな事もありますよ、ね・・・)



最後に船長は釣れた数を聞きに来ます。自分で釣った数を告げ、トップは何匹かと尋ねたら

「21匹です」「何ぃ〜!、21匹ぃぃぃ〜〜〜!、さっきさぁ、俺ちぃっちゃいオニカサゴ


釣ったんだけど、それダメ?」「ダメです!」「じゃ、じゃあさぁ、朝、ちぃっちゃいイワシが


くっついて来たんだけど、それで21匹ってのは・・・?」「だめです!!」


「ばかぁ、船長のケチぃ!!!」




と言う事で夢のまた夢の竿頭(トップ賞)は取れなかったのですが、トップが伸び悩む潮の中、


良く20匹も釣れました。かなりカサゴが楽しくなって来ました。これで来月もバカの一つ覚えで


カサゴ決定です。夜はTOMEコック長と美女みゆきちゃんのご協力で、刺身、から揚げ、煮付


け、しゃぶしゃぶなど作ってもらい、またしても美味しいお酒が飲めました。




最後に師匠がせっかく釣った20cmオーバーも私にくれました。「一匹持って帰っても、捌くの


面倒なだけさ・・・」と。かっこいい、いよっ、男の中の男、でも2回連荘お土産なしで嫌になら


ないでくださいよ。また来月もお願いします。な〜に、来月は師匠が


「夢の竿頭、いよっ!!!」