5月22日 須玉川・釜瀬川・大門川







朝です、何か体がだるいです。流石に昨日結構釣りをした影響でしょうか。夜明け(4時半)


から始めるつもりがすっかり油断して、ダラダラ仕度をしていたら、6時になってしまいました。


まっ、早く始めれば釣れるって訳でもないでしょ。いつもそうなんだから・・・



早速いつもの須玉川からスタートです。今日は何と一投目で魚がヒットしてしまいました。


でも完全に体が起きていなかったのと、ここ何度かこの場所でヒットがなかった為、いきなり


不意をつかれてしまい、合わせる事が出来ず、掛かりませんでした。でも今日は魚の


活性が高いのだろうか・・・ やっとやる気が出て来ました。須玉の川の色はまあ、可もなく不可


もなくと言う感じでした。(でも、この位が一番釣り易い・・・)






昨日の尾白川にて






活性が高いと思ったのもつかの間、また沈黙してしまいました。そして次の当りが来たのが


8時半でした。これもいきなりで合わせ切れませんでした。そして9時、これも当りのみで終わり


ました。でもこの時間結構魚のやる気が出て来たみたいです。




そして9時15分です。岩の上に乗ってルアーを投げていたら、何と5m向こうから魚がルアーを


追って来ました、丸見えです。


「食えー、食えー、食えー、早く食えー!!!、あー、もう巻けねー!!!」


『パク!』


「うわ、食ったーーー、もうそのまま引っこ抜くしかねー!!」

「どりゃー!」       『ポチャン・・・』  「あ、!!!」


まあ、相当興奮したからいっか!17cm位の多分イワナでした(面白かった・・・)




11時になり、塩川の上流の釜瀬川に移動しようと車を発進させた所、何と左の前輪がいきな


りガクンとコンクリートの崖の上(高さ推定1メートル半)から脱輪してしまいました。相当に焦っ


て、ブレーキを踏んだつもりが何とアクセルを踏んでしまいました。でも結果的にこれが良かっ


たのか、車は『ガガガ!』と音を立てながら何とか道の上に止まりました。タイヤの擦れた嫌な


臭いはしましたが、オイルが漏れているでもなく、事なきを得ました。もっと注意しなければ・・・


『すげー、怖かった!!!』



何とか釜瀬川に到着しました。ここの水は綺麗な透き通った色をしておりました。


しかし綺麗な川の鉄則で、やはり魚からも私が丸見えで、10cmも満たないチビは反応して


来るのですが、良いサイズの反応はありませんでした。でも車に戻る途中で高い所から川を


覗くと、岩の陰から中々のサイズの魚が出て来ました。やっぱり魚はいるのです。



しかし釣れない・・・でもこの川も次回また来たい川になりました。次回はここと尾白川上流で


絶対釣ってやる! ちなみにマーくんは良いサイズのイワナとチビアマゴを3匹いじめたそうで


す。




ここでお昼ご飯と休憩タイムを取る事になりました。飯食って、大門川のほとりでしばしの


うたた寝です。あ〜、天気は良いし、気持ちよい事・・・






しばし休憩






午後3時位からまたぼちぼち釣りを再開しましたが、一向に当りがありません。この頃から、


だんだん飽きて来たと言うか『カサゴ』が恋しくなって来ました。


「もうこんな釣れない渓流はやめて、カサゴ一本にしようかな〜」


と言う考えが頭をよぎり始めた時、何と石の裏をルアーが通った瞬間、魚がヒットしました。



中々のサイズです「バレるなよーと思いながら手前に寄せて何とかタモ入れ成功です。


「やった〜、渓流続けていて良かったぜ・・・」


私の考えなんて、しょせんこんなもんです・・・






イワナ18cm、自作ミノー4cm


強烈でした、何故かこのサイズでもでかく感じます・・・






その後は全く反応がなく夕方5時半頃にマーくんと合流しました。フライはこれからが釣れる


時間らしいですが、昨日もやった事だし、帰らなきゃいけないし、ここでやめる事にしました。



川を下るのは面倒なので、横の崖を上って道に出る事にしました。途中まで登った時、足が滑


ってズルっと落ちてしまいました。



「お〜、危ねえ、危ねえ・・・大した事なくて良かったぜ」


と今度は違う所から無事に登りました。



「いや〜、やっぱり川は良いね〜、また来月だな」


などと話ながら車に戻り、竿を仕舞おうとしたところ、大した事ありました。


「うわ〜〜〜、先っちょがねぇーーー!!!」


そうです、さっき崖で滑った時、竿先をぶつけていたのです、ショックです。次の日に釣道具屋


さんに電話で聞いた所、2本つなぎの竿ですので、先の方だけ買えるとの事でした。


14,000円だそうです。ここらでもう15,000位出して、30,000円位の新しい竿を買うか悩み


ましたが、使い慣れた竿だし、愛着があるし、まだ下半分が生きていますので、先だけ買うこと


にしました。来るまでに2〜3週間掛かるそうです、次の釣行には間に合うでしょ。でも、


「ひと転び1万4千円也!! 痛っ!!!』



去年もそうだったのですが、毎年5月は田んぼに水を引いてしまい、水量が少ないのです。


やはりある程度水量がないと魚は動かないらしいのです。雨でも降った後に行ければ良いの


でしょうが、中々そう上手くタイミングが合いません。しかし、来月は梅雨で雨も降り良い釣りが


出来るでしょう。去年29cmを釣ったのも6月でしたし・・・でも水量があり過ぎても怖い・・・








おまけにアホ一枚(昨夜の写真です・・・)






でも、やっぱり最後は南アルプスの綺麗な写真で・・・