11月17日 磯子・鴨下丸
やっちまいました・・・
今回は、愚痴&言い訳の長文です・・・
私は、スミイカの竿を2本持っていまして、
1本は、この時期の浅場用の『アルファタックル 夢人 イカづくし墨 240U』と、
もう1本は、後半の深場用の『アークスオリジナル 本牧スペシャル スミイカ 240 超硬』
と云う2本です。
前日の昼に明日の準備をしていたのですが、前回から浅場用の竿の先端が、変な曲がり方をしていたのを
思い出し、いじっていた所、何とポッキリと折れてしまいました。
店閉めて、アークスに買いに行こうと思いましたが、結構気に入っている深場用の竿を使う事にしました。
深場用の竿は、超硬と云うだけあって、穂先がとっても硬いのですが、先シーズンのオフに
穂先に亀裂が入ってしまい修理に出しましたが、帰ってきた竿はさらに硬くなっていました。
『浅場でテンヤ軽いけどで大丈夫かな・・・』と思いましたが、『まあ、スミイカ素人でもないし何とかなるでしょ』
と、その竿で勝負する事にしました。それで釣れれば、新しい竿を買わなくても済みますしね。
今日は鈴木は病院、二村さんは他の釣りで私一人でしたので、隣にはどんな人が来るのかと思っていたら、
無口っぽい兄ちゃんでしたので、『よし、今日は一日無言で、じっくりシャクろう』と決めました。
平日の火曜日にも関わらず、スミイカ初めてっぽい女性も何人か交えて、13人で出船です。
今日もこの時期の定番ポイントの中の瀬からスタートです。
開始30分位でしょうか、早速チップです。チップと云うのは、スミイカが針に掛からずに手ごたえだけが
あった事を言います。
調子が良い日は、その後チップしたスミイカを掛けられますが、タイミングが合っていない日は、
どこかに行ってしまうか、お隣さんや後ろの人に釣られてしまいます。
案の定、そのスミイカはどこかに行ってしまいました。そしてその後、チップが4回も起こりました。
こりゃあ流石にシャクリのタイミングが合ってないなと、修正を試みますが、一向にその後スミイカの乗りは
ありません。その内周りや、隣も無口兄ちゃんにもスミイカが釣れ始めました。
特に隣の無口兄ちゃんなど、スミイカが掛かると『ウオオオオ〜〜〜』と云う変な奇声を上げます。
それを聞くたびに何かイライラして来ました。そして無口だと思っていた兄ちゃんが、スミイカが釣れだすと
徐々に喋りだして来ました。
今日は黙々とシャクろうと思っていましたが、話かけられたら無視する訳にもいかず付き合ってしまったら、
それからは、聞こえるか聞こえないか位の声で私に話しかけてきます。
それがまた相手するべきかしないべきかのギリギリの所で、さらにイライラしてきました。
たまにあの『ウオオオオ〜〜〜』も聞こえますしね。
そして時間は既に12時。イライラが頂点に達したころ、やっと私のシャクった竿にあの『ズッコーン』が来ました。
『やっと乗ったぜ!!!』と叫びましたが、見えた物体はタコでした。それも小ダコ・・・
その後は、2度ほど手ごたえがありましたが、どちらも憎っくきサバフグでした。
その後は、多分イカのいない所ばっかりにテンヤをブン投げていたのでしょうね。
そして、イライラ、諦め、怒り、疲れ、もうどーでも良い感で頭がごっちゃになった頃、こっちが何も聞いてないのに
隣の兄ちゃんからダメ押しのセリフが来ました。
『今日は、大きくキュっとシャクると釣れますよ。そしてゆっくりとテンヤを下ろすことかな・・・』
『そんな事は百も承知なんだよ!でもいまさらどーにもなんねーんだよ!!!、
それにオレは、今シーズン3回の内、2回は竿頭取ってんだぞ!!!』
と、言いたかったのですが、釣りはいくら過去の栄光があろうとも、いま現在釣っている人が上手い人なので、
『そっかー、じゃそうしてみようかな…』としか言えませんでした。
『く、悔しいよう!!!』
でも、最後の1,2時間は潮先になるので、それだけを期待して何とか頑張りましたが、
その状況でも、スミイカが乗るのは潮ケツの人・・・
そして、船長は、多分私の為に(?)30分時間を延長してくれましたが、その期待(?)にも
添える事が出来ずに、先々週のハマセイカップの様な悪夢の長い一日が終わりました。
本日の釣果
山崎、スミイカボーズ、子ダコ1杯、サバフグ2匹・・・
船中、0〜7杯
隣の兄ちゃんは6杯、ボーズは何と私だけでした・・・
結果的には、初めてっぽいねーちゃんでさえスミイカ釣れていたのですね。
いくら竿の調子が合っていなかったとしても、まさかボーズとは・・・
何をやってもダメな時ってあるのかな・・・
悲しいよう・・・
でも、今度は絶対に釣ってやる!!!
でも、その前に竿買おう・・・