5月7日 鴨居・一郎丸








そろそろ白子祭りが開幕か!






早いもので、もうそんな時期になって来ました。



仕事浸けのGWもやっと終わり、張り切って釣りに行けそうです。しかしこの日は北風強風の


予報。今年から予報が悪い時は、釣りに行かない事に決めていたので、ドラムスの呉さんは


参加出来ないのですが、マー君と鈴木は参加出来ると言うので、初めてのバンド練習という


案も浮かびました。




しかしフグ釣りも捨てきれず、散々迷った挙句に、取りあえず一郎丸に電話を入れてみたら


オヤジさんが出て、「風は強いけど、北風だから問題ないでしょ」との返事。宿の人間が


そう言うのでしたらこりゃ行くっきゃないでしょと、鈴木と二人で釣り決行となりました。


GW中の30日も予報が悪くて釣りに行けなかったしね。今週行かないとストレス溜まるしね。




朝港に着いたら以外にも無風・・・ しかしお客は私と鈴木の二人だけ・・・ 


船長の話では、数は釣れないけど、白子が入っているのは千葉、白子は入っていないけど


数が期待出来るのは、三浦半島と言う事ですので、今回はこんな様気だし数が望める近場の


こちらに決めました。でかいの釣れば白子が入っているかもしれないしね、ウフ。




貸切で出船して、現場に着いてみたらやっぱり物凄い強風。宿は北に山があるので、


完全な風裏になっているのですね・・・ でも来たからにはフグを釣るっきゃないでしょと


張り切って仕掛けをセットしたのですが、強風に煽られて、釣る前から手前祭り・・・


それが解けない、解けない。10分やって諦めて新しい仕掛けをセットして、鈴木より


15分遅れてのスタートです。何かヤな予感・・・




この様に初めからトラブった日は大体ダメなので、期待しないで第一投。しかし何やら


モゾモゾとした感触が。半信半疑で合わせてみたら、ゴンゴンゴンといきなり強烈な引きが。


そして姿を見せたのは30pは超えている白子期待のショウサイフグ。



「オー、でけえよ、鈴木、タモ、タモ」



そして鈴木が出してくれたタモに入るか否やの時にフっと重さが無くなり、あと僅かな所で


フグは逃げて行ってしまいました。



仕掛けを見たら、見事にプッツリ切れていました。これは紛れも無く自分のミスです。


「あ〜あ、今年初の白子が・・・泣!」




でもまた直ぐ来るでしょと気合いを入れ直しましたが、その後はフグどころか、強風に竿が


煽られて、アタリさえ解りません。そして寒い! その様な時間がどれくらい過ぎたでしょうか。



鈴木は小型を2匹位釣っていましたが、私にはアタリのあの字もありません。もうこんな日は


あの独特なフグのアタリなど忘れて、5秒に一度の空合わせで運が良ければ掛かるだろの


釣りに徹しました。するとなにやら重さが伝わり、極小フグが。いくら釣れていないといっても


これは流石にリリース・・・ 「あ〜あ、最初のバラさなきゃな・・・」と何度思った事か・・・




そして昼近くになって奇跡的に少し風が止んで来ました。するとガツっと今日一のアタリが。


これは巻いている途中でバレてしまいましたが、ちょっとやる気が出て来ました。




それをきっかけに私に急にエンジンが掛かり、あれよあれよという間に数匹の小型フグと


30p近いカワハギ、中型ガンゾウヒラメと今までの不振がウソの様になって来ました。



「こりゃ、こんな悪条件でもツ抜けしちゃうんじゃないの!」


と一瞬思いましたが、世の中そんなに甘くは無く、またしても強風になり、そしてフグからの


反応も無くなりました。もうそんなに時間も無いし、すっかりもういいやモードになってしまい


ました。




そんな状態ですので、座り込んでボケーと竿を持っていたら、いきなりガコっ!とアタリが


来て、反射的に合わせを入れて、上がって来たのは、最初にバラした奴には及びませんが


釣れた中では今日一のフグ。やっぱり最後まで諦めてはいけないのですね・・・


って、とっくに諦めていましたが・・・(笑)



そしてそれを合図に船長の上がりますのコールが鳴りました。




終わってみたら、小型が中心ですが、リリース2匹を含めてショウサイが6匹のアカメが1匹の


合計7匹。鈴木はあと1匹追加して、ショウサイとコモンで合計3匹。


何やらいつもと変わらないと言うか、いつも以上の結果になってしまいました。




しかし釣れない時間帯の鈴木との会話は


「もうこんな日は釣りには来ないで、絶対にバンドの練習しような!」だけでした。


そして同じ言葉を何回言ったでしょうか・・・




そこそこは釣れましたが、ハッキリとアタリを取って掛けたのは半分もいかないですね。


あとは何か掛かっちゃったな状態・・・



やはりフグ釣りはあの独特なアタリを取って掛けるのが至福の喜びですので、次回からは


天気の良い日に来る事にします。


今年はバンドの練習というやる事が出来たのだから・・・




釣りでは無いですが、4人揃っての始めてのバンド練習が来月実現出来そうです。


ちょっと気合いを入れて練習し直さないと・・・


ヘタクソですが、本当にヘタクソだとちょっと恥ずかしいですからね。