6月18日 磯子・鴨下丸








小ダコ14杯・&大ダコバラシ・・・(大泣)






今日は一人で、もちろん大ダコ狙いです。



席は一番前で、隣にはジイちゃんの二人組が後から来ました。

その時何故かふっと嫌な予感が走りましたが、まあ気のせいだろうと、あまり気にしませんでした。

今年はタコが人気がありますので、14名を乗せて出船しました。



最初は本牧のポイントからスタートです。そして程無く周りでは、今日もポツポツ小ダコが上がっています。

私にもその小ダコがポツポツ上がり、ひときわ小さいタコをリリースした後でした。



時間は9時頃でしょうか。今日初の根掛かりをしてしまいました。一生懸命に引っ張っても外れません。

仕方なく全身の力で引っ張ったら、根掛かりが外れた感覚がしましたが、まだ根掛かっている感覚もあります。

でもたぐる糸はかすかに動いています。



まさか、まさかと、相当な重さを感じながら見えた物体は、推定4〜5キロはある巨大ダコです。

思わず隣のジイちゃんに

『すみません!タモお願いします!!!』

と叫んだのですが、そのジイちゃんが手にしたタモは、何故かその1本だけ柄が短く、網枠も小さい

ショボイタモです。



ジイちゃんは、そのショボタモで巨大タコを掬ってくれようとしますが、なんせ柄が短い事と、網が小さい事、

おまけにジイちゃんがヘタクソなので、上手く掬えません。

その内船長から

『そのタモじゃだめだ!ちゃんとしたタモで掬いな!!』

との言葉と同時位に命綱のテンヤの針が

『プン!!!!!』

と嫌な感触と共に外れてしまい、人生最大の巨ダコは海の底へと帰って行ってしまいました。



ジイちゃんを怒る訳にもいかず、その怒りをどこにもぶつけられません。

ふてくされて、そのまま寝てしまおうかと思いましたが、それでは思いっきり子供ですので、

何とか踏ん張って、何も無かったかの様にそのままタコ釣りを続けました。

でも顔は半分以上、泣きべそ顔だったと思います・・・

そんな自分を褒めてあげたいです・・・(大・大・大泣いいいいい〜〜〜!!!)



タラればですが、隣がタモ取り上手い人で、タモがショボくなければ取れていた筈です。

これが釣った人間が私では無く、二村さんだったら、ちゃんとタモ取りしてもらったんだろうなあ・・・



まあ、『持ってない』男はこんなもんです。

もちろんそれが鈴木だったとしても、バレてただろうなあ・・・(笑)



PS、もう一人のジイちゃんが、タモ取り失敗したジイちゃんを慰め様として言った言葉が、

   『あれは釣った人(私の事)が怖がらないで、もうちょっと上に上げないといけないんだよな』

   とほざいて、それが私にも聞こえてしまいました。

   『テメージジイ、!あの状態で、どうやったらあれ以上、

  上げられるんだよ!それにビビるなって言ったって、

  無理に決まってんじゃねーかよ!ふざけんじゃねーぞ!!!』

   と、どなりたい気持ちを抑えた自分も大いに褒めたいです・・・

   次は絶対に釣ってやる・・・ 誰かちゃんとタモ取ってね・・・

 



本日の釣果



小ダコ14杯、リリース2杯、バラシ1・・・



船中、2〜20杯位でしょうか



最大は3,7キロかな・・・



もちろんバラしてなければ、最大だったでしょう・・・(いっぱい泣・・・)